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当科の診療内容(患者さんへ)

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脳神経内科は、内科医としての訓練を十分に受けていますが、診療するのは神経系の病気です。神経系には脳、脊髄、末梢神経と筋肉及び自律神経があります。したがって、脳神経内科は、意識し思考すること、運動すること、五感を働かせて感じることに関する障害を診療する科、と言い換えることができます。

当科で診察する具体的な障害としては、まず意識の障害と言語や認知力の障害があります。運動の障害には、手足の麻痺や筋肉の力の低下とそれによる起立や歩行の障害があり、さらに手足の異常なこわばりや、ふるえなどの余計な働きによる障害があります。感覚の障害には、痛みやしびれ、感覚の低下があります。自律神経の異常には排尿や排便、発汗や血圧調節の障害などがあります。このほかにも、頻度の高い症状である頭痛やめまい、てんかんなども当科で診察しています。

疾患名として挙げると、脳血管障害(脳卒中)や各種神経変性疾患(パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、様々な認知症など)、色々な筋肉の疾患、脊髄と末梢神経の疾患、てんかんや頭痛、めまいで来院される方が多数おられます。

脳神経内科は一般的な脳神経内科の入院患者さんの診察をするとともに、東京都の脳・神経難病医療センターとしての役割を果たしています。診療には常勤医22名、シニアレジデント7名、非常勤医5名、計34名が担当しています。そのうち、日本神経学会専門医が22名、うち同学会の指導医が15名おり、神経系の広い分野をカバーしています。詳しくは医師・スタッフの紹介ページをご覧ください。

神経病院脳神経内科は豊富な人材と218床のベッド数、検査設備なども含めて、わが国で最も規模の大きな施設の一つです。その規模を活かし神経難病を中心とする神経諸疾患の病因を解明する努力を続け、より良い治療法を開発し実践することも脳・神経難病医療センターとしての当院の重要な役割です。

神経病院は入院治療を中心としており、脳神経内科の外来は同じ敷地内で隣接する東京都立多摩総合医療センターにて診察しています。また、救急診療も多摩総合医療センターにて行っております。診察の予定表や受診方法については当院と多摩総合医療センターのホームページをご参照ください。神経疾患とともに神経系以外の疾患をお持ちの方については多摩総合医療センターと当院が協力して診療にあたります。また当科では長期の療養を必要とする神経疾患、特に神経難病の方は、療養可能な病院をご紹介するか、または当院が関わっている多摩地区の各種在宅訪問診療を行って、長期的な診療ができるように努力しています。

【主な疾患】

【症状】

意識障害、けいれん、不随意運動、頭痛、めまい、しびれ、ふるえ、脱力、痙縮、健忘(もの忘れ)、認知症、ものが二重に見える、嚥下障害(むせ)、言語障害、運動障害、感覚障害、起立歩行障害、認知障害、筋肉のやせ、筋肉痛、筋肉のびくつき、四肢の突っ張り、こむらがえり、立ちくらみなど

【疾患】

髄膜炎、脳炎、脳血管障害、多発性硬化症、視神経脊髄炎、ギランバレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチー、ニューロパチー、顔面神経麻痺、パーキンソン病およびパーキンソン症候群、筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症、ハンチントン病、ミトコンドリア脳筋症、本態性振戦、アテトーゼ、ジストニア、顔面けいれんなどの不随意運動を主体とする病態、重症筋無力症、筋ジストロフィー、周期性四肢麻痺、筋炎、ミオパチー、てんかん、認知症を伴う疾患、内科疾患に伴う神経障害、中毒・代謝性の神経疾患

最終更新日:2016年3月29日

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