本文へ
文字サイズ
標準
最大

当科の専門領域(医療関係者の方へ)

このページを印刷する

当科は、神経難病を初めとして、神経・筋疾患の全般にわたって、高度で専門的・包括的な内科的医療を行っています。
特に専門性を求められる神経難病には、セカンドオピニオンを含め積極的に対応しており、筋萎縮性側索硬化症専門外来、パーキンソン病やDBS(深部脳刺激)外来等があります。顔面けいれんなどのボトックス治療外来も開いています。
当科の外来の主要部分は、同じ多摩キャンパスにある多摩総合医療センターにあり、救急診療も多摩総合医療センターのERにて行っています。この点が判りにくく、神経病院の紹介でも苦労するところです。診察の予定表や受診方法については当院と多摩総合医療センターのホームページをご参照ください。神経疾患と共に神経系以外の疾患をお持ちの方については多摩総合医療センターと当院が協力して診療にあたります。
病棟は7棟で、全体に神経難病が多く、筋萎縮性側索硬化症を代表とする呼吸器が必要な方が他施設に比べてはるかに多いことが特徴です。一般病棟が2棟あり、5つの障害者病棟でも、パーキンソン病などの運動障害を主に治療する病棟や筋萎縮性側索硬化症が多い病棟など、医師、病棟により異なる特徴があります。
診療には常勤医22名、シニアレジデント7名、非常勤医5名、計34名が担当しています。そのうち、日本神経学会専門医が24名、うち同学会の指導医が15名おり、神経系の広い分野をカバーしています。詳しくは医師・スタッフの紹介ページをご覧ください。
当科は一般的な脳神経内科の入院患者さんの診療とともに、他の医師・医療機関と連携することにより、神経難病患者の在宅医療でも重要な役割を担っており、東京都の脳・神経難病医療センターとしての機能をはたしています。
社会・医療の変動の中、当科も改革を繰り返してきました。中でも、平成20年度からシニアレジデントを広く受け入れるようになり、当科の活性化につながっています。
神経病院脳神経内科は豊富な人材と218床のベッド数、検査設備なども含めて、わが国で最も規模の大きな施設の一つです。その規模を活かし神経難病を中心とする神経諸疾患の病因を解明する努力を続け、よりよい治療法を開発し実践することも脳・神経難病医療センターとしての当院の重要な役割です。

【主な疾患】

【症状】

意識障害、けいれん、不随意運動、頭痛、めまい、しびれ、ふるえ、脱力、痙縮、健忘、認知症、複視、嚥下障害、言語障害、運動障害、感覚障害、起立歩行障害、認知障害、筋萎縮、筋肉痛、筋肉のびくつき、攣縮、こむらがえり、起立性低血圧など

【疾患】

  1. 感染症:髄膜炎、脳炎、Creutzfeldt-Jakob
  2. 脳血管障害
  3. 脱髄疾患:多発性硬化症、視神経脊髄炎、急性散在性脳脊髄炎
  4. 末梢性疾患:ギランバレー症候群、Fisher症候群、慢性炎症性脱髄性多発根ニューロパチーその他のニューロパチー、末梢性顔面神経麻痺
  5. 神経変性疾患:パーキンソン病およびパーキンソン症候群、筋萎縮性側索硬化症、多系統萎縮症、脊髄小脳変性症、進行性核上性麻痺、皮質基底核変性症、ハンチントン病、アルツハイマー病
  6. 不随意運動を主体とする病態:本態性振戦、アテトーゼ、ジストニア、顔面けいれんなど
  7. 筋・神経-筋接合部疾患:多発性筋炎その他の炎症性筋症、重症筋無力症、筋ジストロフィー、周期性四肢麻痺、ミオパチー、ミトコンドリア脳筋症
  8. 脊椎・脊髄疾患:頸椎症・腰椎症、亜急性連合性脊髄変性症、脊髄梗塞、HAM (HTLV-1 関連脊髄症)
  9. 機能性疾患:片頭痛など、てんかん
  10. 中毒・代謝性神経疾患
  11. 内科疾患に伴う神経障害:膠原病、サルコイドーシス、ビタミン欠乏、悪性腫瘍に伴う神経障害など
  12. その他、主に脳外科の対象となる神経疾患の神経内科的対応:正常圧水頭症、脊髄空洞症など

最終更新日:2016年3月29日

ページトップへ