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パーキンソン病(PD)(含DBS)

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疾患概要

主に50歳以降に発症、原因不明の神経変性疾患で神経伝達物質であるドーパミンが減少する事で症状が起こると考えられています。日本での有病率は人口1,000人当たり約1人で、その数は日本全体で約10万人と推定されていましたが、高齢化社会を迎えその数は年々増加し、2009年以降に特定疾患医療受給者証を取得した患者数※だけでも10万人を超え、今後ますます患者数は増えると予想されています。パーキンソン病は通常50歳・60歳代で発病しますが70歳代以上で発病する方も稀ではありません。また40歳前に発病する方もいます。多くは遺伝する病気とは考えられていませんが年齢の若い段階で発病した方には遺伝子の異常がある方がいる事が解ってきています。
※国の難病医療助成を受けている患者数(軽症例の一部は受給対象になっていないので、実際の患者数はさらに多い)

症状

パーキンソン病は、振るえる(振戦)、筋肉がこわばる(筋強剛・筋固縮)、動作が遅くなる・動けない(動作緩慢、無動・すくみ足)、転びやすい(バランス障害)の4つの運動症状を主症状とします。他に、表情が乏しく声が単調になる、よだれが出やすい、歩くときに腕を振らない、歩き方が小刻みになる、前屈みになる、などの症状が特徴的な症状です。また、不安・抑鬱・パニック、臭いの障害、睡眠障害(大きな声で寝言を言う)、便秘、頻尿などの運動症状以外の症状(非運動症状)が出現することも知られています。

治療法・対処法

治療法の主体は薬物治療ですが、リハビリテーション・磁気刺激療法・ボトックス治療・手術治療(脳深部刺激治療:DBS)などもあり、パーキンソン病の専門医(脳神経内科:横地・沖山・上山)が他の脳神経内科専門医や脳外科・リハビリテーション科の協力を得て各患者さんの症状やご希望に応じて種々の治療方法を選択します。隣接する多摩総合医療センターの外来では専門の医師が常時1000名以上のパーキンソン病とその関連疾患の患者さんの診療を行っています。医師だけで無く看護師やリハビリテーションのスタッフも本疾患のエキスパートが揃っています。日本神経学会監修のパーキンソン病治療ガイドラインでは、2002年から作成に関わっています。DBS治療に関しては、2000年のDBS保険適応当初より日本の運動障害患者に対するDBSの先駆けとして走り続け、日本のトップランナーとして種々の学会(日本定位機能外科学会2006年、大脳基底核研究会2001年・2009年、ジストニア研究会2003年~年1回、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会年次集会2011年10月)も開催してきました。機能的定位脳手術認定施設(2015年・全国35病院)にもなっています。

患者さんへのワンポイントアドバイス

睡眠不足、運動不足、脱水などはパーキンソン症状を悪化させます。日頃から、睡眠覚醒のリズムに注意し、軽い運動やこまめな水分摂取を心がけましょう。

当科の専門医

脳神経内科 沖山 亮一、上山 勉、横地 房子(非常勤)

疾患概要・病態

主に50歳以降に発症、原因不明の神経変性疾患で神経伝達物質であるドーパミンが減少する事で症状が起こると考えられています。日本での有病率は人口1,000人当たり約1人で、その数は日本全体で約10万人と推定されていましたが、高齢化社会を迎えその数は年々増加し、2009年以降に特定疾患医療受給者証を取得した患者数※だけでも10万人を超え、今後ますます患者数は増えると予想されています。パーキンソン病は通常50歳・60歳代で発病しますが70歳代以上で発病する方も稀ではありません。また40歳前に発病する方もいます。多くは遺伝する病気とは考えられていませんが年齢の若い段階で発病した方には遺伝子の異常がある方がいる事が解ってきています。
※国の難病医療助成を受けている患者数(軽症例の一部は受給対象になっていないので、実際の患者数はさらに多い)

症状

パーキンソン病は、振戦、筋強剛・筋固縮)、動作緩慢、無動・すくみ足)、バランス障害の4つの運動症状を主症状とします。他に、表情が乏しく声が単調になる、よだれが出やすい、歩くときに腕を振らない、歩き方が小刻みになる、前屈みになる、などの症状が特徴的な症状です。また、不安・抑鬱・パニック、臭いの障害、睡眠障害(大きな声で寝言を言う)、便秘、頻尿などの運動症状以外の症状(非運動症状)が出現することも知られています。

治療・最近の動向

治療法の主体は薬物治療ですが、リハビリテーション・磁気刺激療法・ボトックス治療・手術治療(脳深部刺激治療:DBS)などもあり、パーキンソン病の専門医(脳神経内科:横地・沖山・上山)が他の脳神経内科専門医や脳外科・リハビリテーション科の協力を得て各患者さんの症状やご希望に応じて種々の治療方法を選択します。隣接する多摩総合医療センターの外来では専門の医師が常時1000名以上のパーキンソン病とその関連疾患の患者さんの診療を行っています。医師だけで無く看護師やリハビリテーションのスタッフも本疾患のエキスパートが揃っていて、各スタッフは日本でトップレベルのパーキンソン病医療を提供できていると自負しています。

当院で行っている臨床研究・実績など

日本神経学会監修のパーキンソン病治療ガイドラインでは、2002年から作成に関わっています。DBS治療に関しては、2000年のDBS保険適応当初より日本の運動障害患者に対するDBSの先駆けとして走り続け、日本のトップランナーとして種々の学会(日本定位機能外科学会2006年、大脳基底核研究会2001年・2009年、ジストニア研究会2003年~年1回、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会年次集会2011年10月)も開催してきました。機能的定位脳手術認定施設(2015年・全国35病院)にもなっています。

最終更新日:2016年3月29日

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