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当科の専門分野について(医療関係者の方へ)

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神経病院では医療資源を有効に活用し、かつ当院の専門性を生かして各医療機関が相互に円滑な連携を図れるよう、地域医療連携を推進しております。その一環として、神経放射線科においても地域の先生方からMRI、CTの各検査のご依頼を、直接お受けしております。
※当院では、特に脳神経疾患の専門病院としてMRI検査の予約枠を医療連携用に設定しています。

1 主な医療設備

X線検査部門 一般X線撮影装置 2台
X線TV(DR)装置 1台
血管撮影装置 1台
ポータブル撮影装置 4台
手術用透視装置 1台
コンピュータ画像処理装置 1台
CT検査部門 全身用CT装置 1台
MR検査部門

磁気共鳴断層装置
(1.5テスラおよび3.0テスラ)

各1台
RI検査部門 シンチレーションカメラ 1台

  • 1.5テスラMRI

  • 3.0テスラMRI

  • 全身用CT検査装置

  • RI検査(シンチレーションカメラ)

  • 血管造影装置

2 MRI検査

頭部MRI、頭部MRA,頚部MRI、頚部MRA、脊髄(頚椎、胸椎、腰椎)MRIなどの検査をお受けしています。
当院では、1.5テスラMRI装置および3テスラMRI装置を導入しています。3テスラMRI装置は、脳及び脊髄のより詳細な画像診断が可能になり、海馬の萎縮の程度を評価でき、認知症、アルツハイマー、などの診断に有用です。

都立神経病院MRI(1.5Tおよび3.0T)安全管理ガイドライン[PDF:128 KB]


GEHealthcare社製 DiscoveryR7503.0T

神経病院3テスラMRIの特徴

1. 頭部MRI画像体動補正機能によって少しの動きにも診断可能な画像が提供できる

体動あり画像

体動補正画像
2. 頭部MRI画像高分解能で撮像しているので画像情報が多く、従来の装置より細かいところまで見えるので診断価値が高い
拡大画像を表示 3T DWI(拡散強調画像) 急性期病変などの検出等に優れています。(矢印)

MRA画像
従来に比べて、より末端の動脈が認められる。

3mmFLAIR 冠状断像
両側の海馬が認められる(矢印)

T2*強調像
視床、基底核の微小出血。(矢印)

FIESTA画像
脳神経の描出や病変の検出に優れている。

MRV画像
脳静脈の検出に優れている。
3. 頚椎MRI画像

頚椎矢状断像T2WI

頚椎矢状断像T1WI

頚椎横断像T2WI
4. 腰椎MRI画像

腰椎矢状断 T2WI

腰椎冠状断 T2WI

腰椎横断像 T2WI

筋萎縮性側索硬化症の頭部 MRI(T2強調画像)

筋萎縮性側索硬化症の頭部MRIの画像拡大画像を表示- 運動皮質、中心前回白質に病変を認める -
本症における運動皮質の低信号領域を明瞭に描出するために、通常使われている高速スピンエコー法ではなく、時間をかけて(通常の2倍)、スピンエコー法を使用し、運動皮質の低信号領域をより鋭敏に摘出している。
中心前回白質の高信号領域も明瞭に描出でき、筋萎縮性側索硬化症に特徴的な画像所見を認める。

海馬硬化症の頭部MRI(fastSTIR画像)

海馬硬化症の頭部MRIの画像拡大画像を表示海馬の解剖では、海馬台の表層にある有髄繊維層(浅髄板―黄色い矢印)の位置に注意する。脳の表面に白質があるという新皮質ではありえない構造を有する。
正常ではfastSTIR法にて、浅髄板、および海馬傍回との境の白質(赤い矢印)がよく見える。
海馬硬化症ではこの白質の消失が唯一の所見のことがある。

頭葉てんかんの頭部MRI(FLAIR画像)

頭葉てんかんの頭部MRIの画像右海馬の信号強度が左に比べてFLAIR画像冠状断像にて高く、海馬硬化症と診断しました。右側頭葉尖端部、皮質白質境界の不鮮明、白質のvolumeの減少を認め、右側頭葉てんかんであることを示す所見です。

脊髄MRIアンギオ画像

脊髄硬膜動静脈瘻を認めます。
さらに、栄養動脈が左T12/L1もしくは L1/L2より出ていることが疑われます。
脊髄血管造影の際に有用な情報を提供することが出来ます。
脊髄血管造影ではL1/L2腰動脈により栄養動脈が出ており、手術により確認されました。

脊髄MRIアンギオ画像1

下肢Angio
ASO(閉塞性動脈硬化症)など、造影剤の静脈注射のみで動脈の状態を調べることができます。

3 CT検査

頭部(脳、副鼻腔、内耳道)、頚部、胸部、腹部、骨盤、脊椎(頚椎、胸椎、腰椎)、骨格筋、3D作成(血管、脊椎)などの検査をお受けしています。


頭部CT
頭部病変の有無を調べます

胸部HRCT
胸部高分解能撮影です。


腰椎CT
任意の方向から脊椎の状態を診ることができます。

4 核医学検査

脳血流SPECT(ECD、IMP)、DatScan(脳疾患診断薬)、全身骨シンチ、全身Gaシンチ、心筋MIBGなどの検査を実施しています。

脳血流SPECT
脳の血流の状態を調べます。
骨シンチ
骨転移等病変の検索をします。

ドパミントランスポーターシンチグラフィ(放射線医薬品 脳疾患診断薬)DatScan

2013年9月に、「パーキンソン症候群、レビー小体型認知症の診断におけるドパミントランスポーターシンチグラフィ」を効能・効果とした製造販売を開始された。当院も順次検査を開始し、平成26年度のドパミントランスポーターシンチグラフィの実績としては、391件の検査を施行した。
ドパミントランスポーターシンチグラフィの特徴としては、脳内の黒質から線条体に向かう神経経路(ドバミン神経)に存在するドパミントランスポーターを画像化し、ドバミン神経の変性・脱落の程度を評価する検査です。主に、パーキンソン症候群、レビー小体型認知症の早期診断に寄与します。
放射線医薬品投与後、4時間ほどお待ちいただき、その後、30分のSPECT検査を施行します。


ドパミントランスポーターシンチグラフィ画像

5 検査案内

当院神経放射線科では、放射線科専門医が読影を行っております。(画像診断管理加算2算定)MRI、CTの検査を他院よりお受けしておりますが、その選択は以下のようにお願いいたします。

  1. 頭部および脊髄の髄内疾患など脊椎と脊髄の病変に関しては、MRI検査依頼をお願いします。
  2. 眼窩、副鼻腔、側頭骨、頸部及び胸部、腹部、骨盤腔の疾患は、CT検査依頼をお願いします。
  3. 至急で検査を依頼される場合、あるいは脳内の病変が疑われるが頭痛程 度のごく軽い症状で念のために検査を依頼される場合は、先ずCT検査をお願いします。
  4. 造影検査を希望される場合には、必ず3ヵ月以内に行った腎機能検査結果(クレアニチン値)と造影検査同意書を患者さんに持参させてください。

6 MRI・CT検査予約

MRI・CT検査の予約方法は、①電話での予約と②インターネット(事前登録が必要となります。)での予約があります。予約に必要な書類及び予約方法は以下のとおりです。

予約に必要な書類

検査予約に必要な書類
検査種検査に必要な書類
CT[PDF:199 KB]
  • 診療情報提供書(紹介状)
  • 連携患者用造影CT検査についてのご説明と同意書(造影検査の場合)
MRI[PDF:809 KB]
  • 診療情報提供書(紹介状)
  • 神経病院MRI検査についてのご説明(医療連携機関)
  • MRI検査問診票
  • 都立神経病院でMR検査を受診される方へ
  • 連携患者用造影MRI検査説明・同意書(造影検査の場合)

予約方法

電話予約

  1. 当院医事係へお電話いただき、検査予約を希望している旨お伝えください。
    電話:042-323-5110(内線3110 医事係)
    受付時間:月曜日~金曜日(祝祭日は除く)9:00~16:30まで
  2. 診療情報提供書等の必要書類一式をFAXにてお送りください。
    FAX:042-323-0357
    必要書類はこちらから一括ダウンロードできます。
検査予約の流れ
拡大画像を表示
検査当日患者さんの流れ
拡大画像を表示

インターネット予約

当院では、MRI・CT検査についてインターネットを利用したオンライン予約サービスを導入しています。インターネット予約に関するお問い合わせは当院神経放射線科までご連絡ください。

神経放射線科:042-323-5110(内線 3433)

すでに登録済みの方
こちらからログインし、ご利用ください。
まだ登録していない方
  • システム概要
    1. 土日も含め、365日24時間いつでも予約可能です。
    2. 患者様の個人情報・診療情報はすべて暗号化(SSL暗号化通信)されています。
    従来の予約(電話+FAX)
    • 電話で、予約状況を確認
      →予約確定までに時間がかかります。
    • FAXで、患者基本情報送信するので手間がかかります。
    • 当院の診療時間内でないと予約ができません。
    インターネット予約
    • 当院の予約状況をいつでも見ることができ、空き時間を確認できます。
    • 当院の診療時間に関係なく、24時間365日予約ができます。
    • 患者様の都合を伺いながらその場で予約日時を決めることができます。
    • お申込み後、インターネットに接続可能なパソコンがあればサービス利用料は無料で始められます。
ご利用の際、必要な機器
  • インターネット環境が整備されたパソコン
  • プリンター
    (入力していただいた診療情報提供書などを印刷)
※登録料や利用料は、かかりません。
ただし、インターネット環境の通信料は各自でご負担ください。
システム申し込み手順
  1. システムにログインするためのIDとパスワードが必要です。事前にお申し込みが必要ですので、下記書類を当院までご送付ください。
    なお、お申し込みの際には、「サービス利用規約[Excel:69.9 KB]」ならびに「お客様個人情報のお取り扱いについて[Excel:12.6 KB]」をご確認ください。
  2. IDとパスワードを郵送いたします。
  3. ご利用可能な機器は以下のとおりです。
    CT装置80列
    (2014年2月更新)
    MRI装置3T
    (2011年12月更新)
    ○MRI装置は1.5T装置もあります

7 検査結果の送付

検査結果は、放射線科専門医が読影のうえ、CD-Rと読影結果報告書を翌日郵送させていただきます。当日渡しをご希望の方は、予約時にお伝えください。(ただし、検査内容によっては郵送扱いとなる場合があります。)

8 検査費用(3割負担の場合の概算)

検査部位・検査の種類・造影剤使用の有無などによりますが、概ね下記の様になっております。

検査のイメージ画像

  • MRI検査:7,000円~13,000程度
  • CT検査:6,000円~12,000円程度
  • RI検査:20,000円~30,000程度

最終更新日:2016年3月29日

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