診療科のご紹介


予定入院前のワクチン接種についてのお願い

当院では、検査・手術を予定されているお子さんに対して入院前のワクチン接種をお願いしています

ワクチン接種により予防できる感染症には、百日咳、はしか、風疹、水ぼうそう、おたふくかぜなどがあります。これらは適切な時期に適切な回数のワクチン接種をすることにより罹患・重症化を防ぐことができます。

入院中にこれらの感染症にかかってしまうと
@原則、検査・手術が延期になります。
A周りのお子さんにうつしてしまうことがあります。免疫や抵抗力が弱いお子さんが感染すると、ときに重症化し、亡くなることがあります。当院にはそのようなお子さんがたくさん入院しています。
B症状がでる前から周りの人へ感染する力をもつことがあるので、気づいたときには病気が拡がっていることがありま す。

検査・手術が予定通りに受けられるように、入院の予定が決まりましたら主治医・かかりつけ医と相談してワクチン接種を進めてください。

1.対象

生後2か月以上の免疫正常なお子さん(免疫不全は対象外です)

2.予定入院前のワクチン接種期限について

検査を予定されているお子さん
ワクチンによる抗体価上昇のためには入院2週間前までにワクチン接種をすることが理想的です。接種が遅くなってもそれが原因で入院ができないことはありませんので、入院2日前までを目安にワクチン接種を進めてください。

手術を予定されているお子さん
ワクチンによる抗体価上昇のためには入院2週間前までにワクチン接種をすることが理想的です。緊急手術の場合は、関係ありません。手術を受けることが決まったら、主治医に確認の上、ワクチン接種を進めてください。

予定手術で望ましい接種の期限
- 侵襲度が高い手術(心臓の手術で人工心肺を用いる場合など)
 生ワクチン:手術4週間前まで
 不活化ワクチン:手術2日前まで
- 侵襲度が低い手術
 生ワクチン:手術2日前まで
 不活化ワクチン:手術2日前まで

※お子さんが受ける手術の侵襲度や上記の期間を超えてワクチンを接種した場合は主治医にご相談ください。
※生ワクチンは、麻疹風疹(MR)ワクチン、水ぼうそうワクチン、おたふくかぜワクチン、BCGワクチン、ロタウイルスワクチンをさします。それ以外のワクチンは不活化ワクチンです。

3. 水ぼうそうワクチンに関して

1歳以上のお子さんには水ぼうそうワクチンの2回接種をお願いしています。1回目と2回目の間隔は通常3か月を推奨していますが、入院日までに余裕がない場合は4週間経過すれば2回目接種は可能です。水ぼうそう以外のワクチンに関しては通常通りの接種間隔で接種してください。

4. おたふくかぜワクチンに関して

1歳以上のお子さんにはおたふくかぜワクチンの接種をお願いしています。2016年10月現在おたふくかぜワクチンは任意接種ですが、おたふくかぜは毎年流行しており,難聴などの重篤な合併症もありますので接種を推奨しています。入院直前や入院後にお子さんがおたふくかぜと診断された場合も検査・手術は原則延期になります。

5. ワクチン全体に関して

こちらのリンクからワクチンについての説明をご覧いただけます。

東京都立小児総合医療センター 感染症科

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