診療科のご紹介


総合診療科

診療科の内容・特色

救急外来(ER)で24時間対応の急性の疾患を担っています。

救命救急科の医師と一緒に、24時間対応の救急外来(ER)を担っています。

症例によっては、外科系、こころの専門部を含む専門科の医師と協力して診療を行っています。従って、発熱けいれん意識障害腹痛などのほか外傷虫垂炎骨折などの外科的疾患も診療にあたっています。

救急外来(ER)を受診するには?

予約不要ですが、ご紹介いただくときには、ER責任医師(PHS 5133)までお電話をください。簡単でも結構ですので、紹介状の記載をお願いいたします。

急性・慢性疾患の予約制外来

上記の外来とは別に、当科では亜急性あるいは慢性疾患を想定した予約制の外来を行っています。症例によっては、専門科の医師(特に、総合診療科と兼務している専門科の医師)と協力して診療をいたします。

毎日、午前・午後に予約枠があります。紹介状をいただけることを希望いたします。

(元気なお子さんにみつかった) 心雑音体重増加不良発達遅滞繰り返す喘鳴繰り返す発熱時けいれん繰り返す腹痛偶然見つかった蛋白尿/血尿新生児期の黄疸などの時にご紹介ください。

そのほか、尿路感染症の経過観察、熱性けいれん後の経過観察、喘息の定期的経過観察、川崎病の経過観察なども行っております。

思春期外来について

「思春期外来」についてはこちらをご覧ください。

どの診療科を紹介すべきかわからない時は当科へ

心の問題が隠れているのかどうか判断がつきにくい身体症状を持つ方などもご紹介ください。

そのほか、受診に関する相談は

ER責任医師(PHS 5133)までお電話をお願いします。

こんな症状のお子さんが対象です

乳幼児から中学生までのさまざまな体の疾患に対応しております。

総合診療科は当院の入り口の部門です。以下のような疾患に対応しております。

  1. 頻度の高い疾患:気管支炎・肺炎胃腸炎川崎病外傷など
  2. 緊急性の高い疾患:意識障害痙攣発作気管支喘息発作など
  3. 専門性の高い疾患の窓口:発達の遅れ腫瘍などの専門疾患の初発症状を疑う場合など
  4. その他、どの専門科に紹介してよいか分からない症状を呈する場合、複数診療科の関与が必要な場合、不登校起立性調節障害などが疑われる場合

(1)と(2)の疾患については主に救急外来(ER)で、(3)と(4)の疾患については主に予約制の外来(平日日中)で対応いたします。

主に取り扱っている疾患、治療内容(保護者の方々へ)

総合診療科が対応する疾患の一例です。

気管支炎・肺炎

気管支炎・肺炎とは?

気管支は胸の中の空気の通り道です。この部分を中心に感染が起きているのが気管支炎です。

酸素を血液中に送り込み、逆に二酸化炭素を取り出す場所が肺胞で、この領域を中心に感染が起きているのが肺炎です。感染上気道から順に進んでいくことがほとんどなので、肺炎といっても肺だけが感染を起こしているわけではありません。

気管支炎・肺炎の症状

が4〜5日以上続いて風邪がこじれている場合には、気管支炎肺炎を起こしていることが多いです。

気管支炎・肺炎の診断方法

胸のレントゲン写真を撮ったり、採血をしたりすることでより適切に診断できます。急性上気道炎(通常の風邪)ではウイルス感染が多いですが、気管支炎肺炎では細菌感染マイコプラズマ感染が多くなります。

気管支炎・肺炎の治療方法

病原体にあわせた抗生剤が処方されます。入院になることも多いですが、たとえ肺炎でも全身の状態がよい場合には家で抗生剤を飲んで治療することも可能です。

気管支喘息

気管支喘息とは?

気管支が主としてアレルギーやウイルス感染によって狭まってしまった状態が気管支喘息になります。これに伴って、ゼーゼー(喘鳴)鼻水息苦しさが見られます。

気管支喘息の原因

アレルギーの原因としては、家のホコリのたぐい(ハウスダストダニ)が多いです。このアレルギーが成立するのが3歳以上であることが多いので、気管支喘息はこの年齢以上で起こることが多いです。

なお、3歳以下の年齢では、アレルギーとは関係なしに風邪を引いただけでゼーゼーすることはあります。

気管支喘息の治療

気管支を拡げる治療になります。即効性があるのは気管支拡張剤の吸入ですが、やや持続時間が短いです。次に点滴で薬を入れて、気管支を拡張させます。これが効かない場合は入院になりますし、入院となった場合にはさまざまな治療を行って気管支を拡げていくことになります。なお、必要に応じて酸素を使用します。

急性胃腸炎

急性胃腸炎とは?

おなかの風邪です。腸管ウイルスが取り付くことで、嘔吐下痢腹痛が起こります。ウイルスの種類にはさまざまなものがあります。

急性胃腸炎の治療方法

1〜2日間で自然に治ります。ウイルスには抗生剤は効きません。嘔吐腹痛下痢に対する治療を行い、自然に回復してくるのを待ちます。嘔吐がひどい場合、脱水が強い場合には点滴を行うことがあります。

熱性痙攣

熱性痙攣とは?

脳が未熟なために発熱とともに痙攣が起こる小児特有の病気です。てんかんとは必ずしも関係ありません。

熱性痙攣の症状

が出ているお子さんが、突然意識を失って手足を突っ張るかばたつかせる発作を起こします。この際、意識はなくなっており、目は白目をむく(上を向く)焦点が合わないつぶっているなどの状態であることが多いです。顔色やくちびるの色が悪くなり、口から泡を吹くことがあります。

たいていは数分で止まりますが、止まった後も眠ったり、うなったり、泣いたりと、いつもとやや違う状態が続くことがあります。

熱性痙攣の治療方法

通常、治療をしっかり行うことで後遺症は残りません。痙攣が止まらなくなった場合(痙攣重積)には、病院での治療が必要になります。

止まっている場合にも、本当に止まっているのかを判断する必要があるため、病院の受診が必要です。場合によって検査をしたうえで、痙攣の再発を予防するために薬を使用します。

川崎病

川崎病の症状

5日以上続く発熱目の充血口や舌が赤くなる体に発疹が出る手足が赤くなったり腫れたりする首のリンパ節が腫れるという6つの特徴を持つ、小児特有の病気です。このうち5つ以上で確定、4つ以下でも他の病気が否定的なときには川崎病と診断されます。

最初は発熱から始まるため、しばしば風邪などと混同されますが、数日のうちに他の症状がそろってきます。

川崎病の状態が続くと10日目前後から心臓を覆う動脈(冠動脈)にこぶ(冠動脈瘤)ができることがあります。感染症ではないため、他の人にうつることはありません。

川崎病の治療方法

冠動脈瘤心筋梗塞などを引き起こすため、冠動脈瘤を作らないための治療が行われます。ガンマグロブリン(血液製剤の一種)の点滴、アスピリンの内服などが行われます。

冠動脈の状態を確認するために心エコー(心臓超音波検査)心電図を何回か行います。

医療機関の先生方へ

緊急受診が必要な場合

事前にER責任医師(PHS 5133)までお電話にてご相談ください。

紹介時には

画像や検査結果などがございましたら、受診時に患者さんにご持参いただければ幸いです。

当科で精査した後は

なるべく早い時期にご紹介いただいた先生に情報提供を行うことを努めています。

当科での治療後、患者さんの状態が安定期を迎えた場合には、定期的なフォローアップをお願いすることもありますので、よろしくお願いします。

また、当科の救急外来を受診された患者さんは、なるべく地域のかかりつけの先生に紹介するようにしています。

診療実績

(対象期間:平成26年4月1日〜平成27年3月31日)

総合診療科の入院患者数は、のべ2,116例でした。
1月あたり176例1日あたり5.8例でした。

平成26年度の主な入院疾患

疾患名  患者数(人)
平成26年度
 呼吸器疾患  肺炎 191
気管支炎  278
 アレルギー疾患  気管支喘息 148
アナフィラキシー 71
 消化器疾患  急性胃腸炎 39
腸重積症 37
 神経疾患  熱性痙攣 53
痙攣重積 90
 泌尿器疾患 尿路感染症  69
 血液疾患 突発性血小板減少性紫斑病 10
 川崎病 川崎病 121

スタッフ

氏名 役職 専門分野 主な資格等
長谷川 行洋
(はせがわ ゆきひろ)
部長
内分泌・代謝科
兼務
小児内分泌代謝学 日本内分泌学会専門医・指導医(小児科分野)、
日本小児科学会専門医
幡谷 浩史
(はたや ひろし)
部長
診療科責任者
小児腎臓病全般、小児透析、膠原病 日本小児科学会専門医、日本腎臓学会認定専門医・指導医、日本透析医学会専門医・指導医、日本臨床腎移植学会認定医、日本移植学会移植認定医、PALSプロバイダー
寺川 敏郎
(てらかわ としろう)
部長 小児腎疾患、
小児救急
日本小児科学会専門医
三山 佐保子
(みやま さほこ)
神経内科部長
兼務
小児神経学 日本小児科学会専門医、
日本小児神経学会専門医、
日本てんかん学会専門医・指導医
赤澤 晃
(あかざわ あきら)
アレルギー科
部長兼務
小児アレルギー 日本小児科学会専門医、
日本アレルギー学会認定専門医
榊原 裕史
(さかきばら ひろし)
医長 小児救急、
小児循環器
日本小児科学会専門医
鈴木 知子
(すずき さとこ)
医長 小児一般 日本小児科学会専門医
後藤 正博
(ごとう まさひろ)
内分泌・代謝科
医長兼務
小児内分泌代謝学 日本小児科学会専門医
冨田 直
(とみた すなお)
神経内科医長
兼務
小児神経学、
在宅支援担当
日本小児科学会専門医
吉橋 博史
(よしはし ひろし)
臨床遺伝科医長
兼務
臨床遺伝学、
新生児学、遺伝カウンセリング
臨床遺伝専門医、
日本小児科学会専門医
堀越 裕歩
(ほりこし ゆうほ)
感染症科医長
兼務
小児感染症、
感染制御、
抗菌薬の適正使用プログラム、
国際保健
日本小児科学会専門医、米国感染症学会会員、欧州小児感染症学会会員、米国病院疫学学会会員、欧州臨床ウィルス学会会員、国際小児保健研究会会員、Infection Control Doctor(感染制御医師)
松島 崇浩
(まつしま たかひろ)
医員 小児一般  日本小児科学会専門医、
日本人類遺伝学会遺伝専門医、PALSプロバイダー
仁後 綾子
(にご あやこ)
医員 小児一般 日本小児科学会専門医
渥美 ゆかり
(あつみ ゆかり)
医員 日本小児科学会専門医
岡田 祐樹
(おかだ ゆうき)
医員    
赤塚 早紀
(あかつか さき)
非常勤 小児一般 日本小児科学会専門医
舟越 優
(ふなこし ゆう)
非常勤   日本小児科学会専門医
小川 優一
(おがわ ゆういち)
サブスペシャリ
ティレジデント
小児一般  
清水 伸泰
(しみず のぶやす)
非常勤    

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