診療科のご紹介


呼吸器科

診療科のご紹介

子どもの呼吸器疾患の全般を対象として診療しています。

乳児や幼児では、成人にくらべると、呼吸に関係する臓器の構造・機能が十分に発達していないため、喘鳴(ぜいぜいすること)などの症状が出やすく、また長引くことがよくあります。これらの多くは成長にともない自然になおっていくことが多いのですが、中には放置すると危険なものもあります。

わたしたちは、呼吸器症状の種類・強さや、症状の経過を分析した上で、必要に応じた最小限のX線、内視鏡などの検査を行うことによって、できるだけ速やかに診断するよう心がけています。

こんな症状のお子さんが対象です

普段から喘鳴(ぜいぜい)がある、または喘鳴がなかなか良くならない

乳幼児では、喘鳴の原因として、生まれた時から(先天的に)「空気の通り道」(鼻・のど・気管など)が狭いという病気があります。X線検査や内視鏡検査で、どの部位が狭いか、その他の病気を合併していないか診断し、外来通院で経過をみていて良いか、それともすぐに外科治療が必要であるかなどを判定します。

苦しそうで哺乳がしづらい、体重の増えが悪い

哺乳がしづらい場合には、のどが構造的に狭いなどの理由で呼吸が苦しいというほか、嚥下(飲み込み)の機能が悪い場合もあります。また、他の臓器(心臓や神経など)に病気があるために、哺乳しづらいこともありえます。さまざまな原因によって哺乳が困難となりえるので、まず呼吸器に問題がないか調べてから、原因として考えなければならない臓器の専門診療科を特定して診てもらうことが診断の早道となります。

肺炎や気管支炎のあとで、咳や喘鳴がなかなか治らない

百日咳のように咳が数か月間つづく病気もありますが、普通よくみられる肺炎や気管支炎でも、咳、痰、喘鳴などの症状が数週間にわたって良くならないことがあります。また気管支喘息と診断されたが、咳や喘鳴が治療で良くならないということもあります。これらの場合には、現在使っている薬が適切であるか、アレルギー体質が呼吸症状に関係しているのか、痰の排出が十分にできない体質ではないかなどについて考える必要があります。

睡眠時のいびきが強く、無呼吸がある

子どもの睡眠時無呼吸は、多くは扁桃腺やアデノイドというリンパ組織が大きいために起こる事が多く、睡眠障害の程度によっては外科的治療が必要となる場合があります。また乳幼児において、睡眠時の呼吸が不安定で、眠りが浅かったり、数秒間であるが呼吸が止まることが多いという場合にも注意が必要です。内視鏡検査や簡易型ポリソムノグラフなどの検査を行うことによって、無呼吸の原因や、治療方針について診断します。

その他、肺炎や気管支炎を繰り返す、運動するとすぐに息が切れる、哺乳すると噎せやすい、胸がへこんでいるなど、さまざまな症状での受診が可能です。

医療機関の先生方へ

咳や喘鳴など、呼吸症状の原因が特定できない場合や、治療しているにもかかわらず呼吸症状が軽快しない場合などありましたら、わたしたちにご紹介下さい。初診時の隔離が必要となる感染症(肺結核・百日咳・麻疹など)が疑われる場合には、事前に電話でご一報頂けると幸いです。

スタッフ

  
氏名 役職 専門分野 主な資格等
宮川 知士
(みやかわ ともお)
医長
診療科責任者
小児呼吸器病 日本小児科学会専門医
石立 誠人
(いしたて まこと)
医員 小児呼吸器病 日本小児科学会専門医、日本小児呼吸器疾患学会会員、日本小児放射線学会会員
中橋 達
(なかはし とおる)
非常勤    

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