診療科のご紹介


栄養科

栄養科の主な業務内容

  • 入院患者さんに対して、病状や年齢に応じたおいしい治療食やミルクを調製し、提供しています。
  • 食事療法が必要な患者さんとその保護者の方に向けて、わかりやすい栄養食事指導を行っています。
  • 患者さん1人ひとりの栄養状態を評価し、最適な栄養摂取を目的とした臨床栄養管理を推進しています。

1. 入院中のお食事・ミルク

 入院患者さんの年齢発達段階に応じた、安全でおいしく楽しいお食事(ミルク)の提供を心がけています。

おいしい食事

煮物や汁物に使用するだし汁は鰹節や昆布を使用し、材料の旨みを引き出すようにしています。コロッケやハンバーグは手作りで、一つずつ手で成型して仕上げています。

楽しい食事

食事調査・残食調査等から、患者さん(小児)に好まれるメニューを提供しています。

選べる食事

朝食は和食又はパン食から、夕食には2種のメニューからお好きな料理が選べる「選択食」を毎日、実施しています。(食物アレルギーや一部の治療食の方は対象外です。)

お楽しみ献立

一年の行事にちなんだ献立や小児向けお楽しみメニューを月2回、提供しています。

≪お楽しみメニュー紹介≫
当院のお楽しみメニューのレシピやひと工夫などを紹介します。

お正月
お正月
こどもの日
こどもの日
七夕
七夕
七五三
七五三
クリスマス
クリスマス
ハロウィン(おやつ)
ハロウィン(おやつ)

 離乳食

ミルクから食事への移行期あたる「離乳食」。自然のだし汁を使用して味付けは薄味に、開始期から完了期まで各段階にあった材料の形、やわらかさを追求しています。

ミルク 

一般乳から乳アレルギー、心臓、腎疾患、糖、アミノ酸、電解質謝異常等に対応するミルクを徹底した衛生管理で調乳しています。

適温

自宅で過ごすときと同じような食事時間に、温かい料理は温かく、冷たい料理は冷やしてお届けしています。

食物アレルギーへの対応

食物アレルギーの対応が必要な患者さんは、入院時に記入していただいた食物アレルギー問診票と管理栄養士の病棟訪問を基に、個別の献立で作成したお食事を提供します。

精度管理

医師の指示に基づき、病態や年齢にあった食事となるよう、食品や調味料など正確に計量し治療食を調製しています。

衛生管理

安全・安心の治療食を提供するために、厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル」に準拠した当センターの衛生管理マニュアルに沿って、細心の注意を払い、衛生管 理を徹底しています。

東京都食品衛生自主管理認証制度※当センターは平成23年3月に「東京都食品衛生自主管理認証制度」の認証施設となりました。


災害時の対応

非常用として3日分の食糧(ミルクを含む)と水を備蓄しています。

ミルクの調乳風景(ミルク分注、殺菌、冷却の装置、念入りな点検)
ミルクの調乳風景1 ミルクの調乳風景2 ミルクの調乳風景3 ミルクの調乳風景4 ミルクの調乳風景5 ミルクの調乳風景6 ミルクの調乳風景7 ミルクの調乳風景8 ミルクの調乳風景9
当センターの離乳食
開始期 5ヶ月-
開始期 5ヶ月
【食事回数】
1日1回食
【形状】
なめらかなペースト状
【ポイント】
1さじから開始(米、芋、野菜等から開始)
【献立例】
★ペースト粥
★ほうれん草裏ごし
ほうれん草葉先を茹でてからかつおだしで煮て、裏ごしにする。
★野菜スープ
★りんご人参(ベビーフード)
初期 6ヶ月-
初期 6ヶ月
【食事回数】
1日1〜2回食(昼・夕)
【形状】
なめらかにすりつぶした状態
【ポイント】
1さじずつ増やす(豆腐、魚等のたんぱく質食品を開始)
【献立例】
★ペースト粥
★鶏肉のトマト煮
鶏むね皮なし二度挽肉、トマト果肉、玉葱、じゃが芋を柔らかく煮て、少量の塩で味をつけてすりつぶす。
★野菜のバター煮
★野菜スープ
中期 7ヶ月-
中期 7ヶ月
【食事回数】
1日2回食(昼・夕)
【形状】
少し小さい粒があり、舌でつぶせる硬さ
【ポイント】
使用食品の種類を少しずつ増やしてく
【献立例】
★つぶし粥
★鶏肉のトマト煮
鶏むね皮なし二度挽肉、トマト果肉、玉葱、じゃが芋を柔らかく煮て、少量の塩で味をつけて軽くすりつぶす。
★野菜のバター煮
★野菜スープ
後期 9ヶ月-
後期 9ヶ月
【食事回数】
1日3回食
【形状】
5~7mmくらいの大きさ
歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナ位の硬さ)
【ポイント】
3回食に進め、食事のリズムを作る。
【献立例】
★全粥
★鶏肉のトマト煮
鶏むね皮なし二度挽肉、トマト果肉、玉葱、じゃが芋を煮て、少量の塩で味をつける。(野菜・芋は5mm角)
★野菜のバター煮
★野菜スープ
完了期 12ヶ月
完了期 12ヶ月
【食事回数】
1日3回食
【形状】
1cmくらいの大きさ
歯ぐきで噛める硬さ
【ポイント】
幼児食に移行していく準備を整える。
【献立例】
★軟らかいご飯
★鶏肉のトマト煮
鶏ももこま肉、トマト、玉葱、じゃが芋を煮て、少量の塩で味をつける。(野菜・芋は1cm角)
★野菜のバター煮
★野菜スープ
幼児食 1-2歳
幼児食 1-2歳
【食事回数】
1日3回食
 【献立例】
★わかめご飯
★鶏肉のケチャップソースかけ
鶏もも皮なし切身は、厚みを均一にして、サラダ油で両面を焼き、1cm角に切る。(焼いている時は、ふたをすると良く熱もとおり、ふんわりと焼き上がる。)
ソースとケチャップを同量あわせ焼きあがった鶏肉の上にかける。
☆マッシュポテト
☆さやソテー
★野菜のバター煮
★牛乳

2. 栄養食事指導

個別栄養食事指導(予約制 月曜日〜金曜日の9時から16時まで)

管理栄養士が食事療法の必要な患者さんに対して、医師の指示に基づいた栄養食事指導を行っています。

腎臓疾患や代謝性疾患では食物摂取状況調査から微量栄養素も含めた摂取栄養量の確認も行い、指導を実施しています。 指導をご希望の方は担当医にお申し出ください。

関連リンク:都立病院栄養科のページへ(東京都病院経営本部)

☆都立病院の管理栄養士が作成した食事療養のすすめ方に関するページです。大人の方を対象とした内容となっておりますが、参考までにご覧ください。

3. 栄養サポートチーム(NST)活動

患者さんの栄養状態に適した栄養療法を実施するために、医師、看護師、管理栄養士が連携し、入院3日以内に栄養管理計画書を作成しています。また、入院中に再評価を行い、栄養管理計画の見直しを行っています。

さらに栄養状態の改善が必要な患者さんには、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士等の多職種が連携して栄養サポ-ト(NST)活動を行っています。

ちょっと知りたい子どもの食事

子どもの食事について、知っていたらお役立ちな情報やレシピを項目ごとに紹介しています。
内容は随時更新していきます。

離乳食の進め方について

離乳食を始めるタイミングはいつ? どんなものから、どのくらいの量を食べさせるの?
そんな離乳食のあれこれを解説します。

当センターで提供している離乳食の解説はこちら→当センターの離乳食


食塩量について

子どもは身体が小さい分、大人よりも食塩の必要量は少なく、中学生以降に大人と同じ摂取目標量となります。
子どものうちに薄味でもおいしく食べられるように慣れさせておくことで、将来的な疾患予防にもつながります。
○参考「2015年版日本人の食事摂取基準」による1日の食塩摂取目標量
 成人男性 8g未満  成人女性 7g未満

まずは食塩をとり過ぎていないかチェック!(PDF)
食塩を減らすにはどのような食べ方をしたらいいの?
チェック項目に沿って気を付けるポイントを解説します。
「減塩のための注意ポイント」(PDF)

※腎臓病や高血圧、心臓病などで、医師から食塩量の指示がある場合は、指示量を守りましょう。医師の指示のもと、食事療法を行う場合には、管理栄養士の栄養指導を受けましょう。


夏バテ予防の食生活について

夏バテ予防にはどんなことに気をつけたらいいの?
そんな夏の食生活についての注意ポイントをまとめました。「夏の食生活」(PDF)


体調がよくない時(発熱、下痢など)の食事について

体調がよくない時の食事はどうしたらいい?
熱がある時や下痢をしている時など、よくある症状別に食事のポイントを解説しています。

お手軽、メニューレシピのご紹介

その他

当センターで提供しているお食事の再加工形態(ペーストやきざみなど)を写真とともに掲載しています。

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