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医療従事者の負担軽減及び処遇改善に関する計画

2019年2月28日

 小児総合医療センターでは、職務環境改善委員会を設置して、医療従事者の勤務状況を把握するとともに、医療従事者の負担の軽減及び処遇改善に関する計画を以下のとおり定めました。これらの計画目標を2020年度までに達成することを目指します。
 全ての医療従事者が働きやすい環境を整備し、患者と家族の視点に立った、質の高い医療を提供できるよう取組を推進していきます。

1 医師と医療関係職種、医療関係職種と事務職員等における役割分担(タスクシフト)

@ 医師事務作業補助者の活用

 当院では、医師事務作業補助者を活用しており、医師の診断書の作成などを代行することで、医師の負担軽減を図っています。今後は、医師事務作業補助者の関与を拡大していき、さらなる医師の負担軽減を目指していきます。

A 病棟常駐薬剤師の活用

 病棟に常駐薬剤師を配置することで、患者状況の把握と処方提案、医師等への医薬品情報の提供、副作用確認と予防対策を行うことで、医師の負担を軽減します。
 また、ユニット系病棟の注射定時処方を電子カルテから取り出すことにより、個人別セットの100%実施と抗がん剤ミキシングの100%実施を目指します。

B 共同薬物治療管理(PBPM)の推進

 疑義照会により処方修正が必要になった場合、粉砕の有無等の用法やコメントなどの軽微な修正については、医師との契約により薬剤師が修正し、遅滞なく調剤を進める取組を推進します。

C 検査技師による外来採血の実施

 検査技師の採血能力向上に向けて研修を実施するとともに、ベテラン職員からの技術継承を進めることで、検査技師による外来採血100%を目指します。

D 看護師の特定行為研修派遣

 医師の手順書により特定行為を実施することが出来る看護師を育成します。まずは、「救急・集中ケアモデル」の研修に派遣して、呼吸器関連や栄養に係るカテーテル管理関連の特定行為を行うことが出来る看護師の育成を目指します。

2 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施

 当直表など、医師の勤務計画を策定する際には、連続で当直を行わせないようにして、特定の医師に負担が集中することを防止します。

3 予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮

 当直表など、医師の勤務計画を策定する際には、予定手術前日に当直や夜勤を行わせることがないようにします。

4 当直翌日の業務内容に対する配慮

 業務引継ぎに関するルールを徹底するとともに、朝のラウンド時に声掛けを行うことで、夜間勤務翌日に勤務日が設定されていない時は、速やかに退勤できるような環境を整備します。

5 短時間正規雇用医師の活用

 育児や介護を行う医師が短時間勤務で働き続けられる環境を整備します。さらに、病児保育室を設置するなど、院内保育室を充実させることで、仕事と育児の両立をサポートします。

院長 廣部 誠一