教育体制

教育目標

  1. 「子どもの権利章典」を遵守し、看護実践できる能力を育成する。
  2. 「こころ」と「からだ」の統合した新しい医療にふさわしい看護の専門的知識・技術を高める。
  3. QOC(Quality of Career)を高める。

小児総合医療センター看護部研修体系

※各研修レベル名をクリックすると詳細が表示されます。

レベルⅠ/どんぐりナース・サポート・システム

小さなどんぐりは芽を出し、やがて大きな木へと…

当院のシンボル「どんぐり」がおひさまの日差しと優しいそよ風を浴びながら、わかばをつけ、幹を伸ばして大きな木に成長していく様子をイメージして「どんぐりナース(新人看護師)育成システム」を作りました。どんぐりナースにとってのおひさまは看護長、そよ風は次席・主任です。そしてどんぐりは森のホスピタルで「うりぼう(2・3年目看護師)」や「りす(実地指導者)」と一緒に色々なことを学び、経験をしながら、やがて大きな木へと成長します。そのどんぐりナースの様子をいつも木の上から見守るように「ふくろう(教育担当者)」は皆さんが「めざす看護師」に成長できるようサポートします。

基礎コースレベルⅠは「看護師としての基礎を確立する」ことを目標として研修を計画しています。研修は「救急看護」「多重課題」のシミュレーションや「安全管理」「看護倫理」の事例検討など実践に即した内容を多く取り入れています。また、看護実践能力を育てるだけではなく、働いていく上で必要な社会人基礎力の向上やメンタルフォローにも力を入れています。

どんぐりナースシステム

レベルⅡ

基礎コースレベルⅡでは「プライマリーナースとして自立する」ことを目標にしています。アソシエイトナースとして積み上げてきた経験を活かし、プライマリーナースとしての自立を目指します。そのための研修として「プライマリーナースとしての役割」「チーム医療」などがあります。また、卒後2年は看護を幅広い視野で考えることができるように他部署での「交流研修」を実施しています。


レベルⅢ

卒後3年目は基礎教育の集大成の年となります。「リーダーとしての基礎を確立する」ことを目標にしています。そのための研修として「チームリーダの役割」「ナラティブ研修」「ケーススタディ」などがあります。研修を通して自己の課題を見出し、自分の目指す看護を考えながら学びます。


エントリーラダー

経験者採用者は多様な背景を持ち、その経験や能力はさまざまです。経験者がどれだけの看護実践能力があるのかを的確に把握し、個人に合わせた指導方法を決定するためにエントリー・ラダーを活用します。経験者の看護実践能力を確認した上で、不足部分を補うように研修をプログラムします。教育をする側と受ける側が共通理解を持ち、当院の職員として新たに一歩を踏み出せるようにサポートします。


レベルⅣ・Ⅴ

ジェネラルコースは看護師経験4年目以上の看護師を対象に幅広い知識と技術を習得し、どんな看護分野でも実践できるようなジェネラリストを育成するための研修を行っています。「つながる!つなげる看護」では、実際に地域の在宅施設で実習し退院支援の必要性を学びます。また「看護研究」では日常の看護場面での疑問を研究的に考え、その成果を看護実践に活かすことができるような視点で研修を行っています。


エキスパートコース「小児看護」

1年半をかけて、小児看護分野における質の高い看護実践と指導的役割を果たすエキスパートを養成するコースです。院内外のさまざまな職種の講師から小児看護に必要な専門的な知識と技術を学びます。このコースには他の都立病院からも職員が参加します。『小児看護のスペシャリストを目指す』という同じ志を持った職員と交流が持てることも魅力のひとつです。

先輩からのコメント

素敵な環境が自分を支えてくれています

 私は総合診療科病棟である空の1番地で勤務しています。消化器・呼吸器・内分泌・整形外科など、複数の診療科を対象とするため、初めは沢山の疾患を学べると気持ちが弾んでいました。しかし、実際に勤務してみると、毎日新しい疾患の患者を目の前にし、処置や業務に追われる日々が続きました。自分のキャパシティを超え、思い通りにできないで泣いてしまうこともありました。それでも1年間頑張り、無事に2年目を迎えることができたのは周囲のスタッフと患者さんのお陰だと心から思っています。先輩方は熱心に指導してくれ、いつも気にかけ、声を掛けてくれました。同期は同じ大変さを共有でき、支えながらも時には刺激し合える大切な存在です。また、大好きな子ども達の笑顔が自分のやる気とやりがいにつながっていました。そんな素敵な病棟で勤務ができていることが私の誇りです。

子どもたちのために積極的に学ぶ姿勢を忘れない

 私の勤務している森の5番地は、腎臓内科病棟です。腎疾患の患者さんは腹膜透析、腎移植など長い治療経過をたどります。入院中は様々な検査や手術、治療のため多くの制限がある生活を送ります。患者さんが自宅の生活により近い環境で入院生活が送れるように心がけ日々看護の勉強中です。患者さんは長い治療経過をたどるため、乳児から成人まで、発達段階に合わせた関わりの工夫が求められます。そのような患者さんとの関わり中で、うまくコミュニケーションをとることができず悩むことも多くありました。そんな時は、先輩方に相談をしたり、先輩方が患者さんと関わる姿を見て学んだりすることで悩みを少しずつ解決しています。子どもたちの笑顔に元気をもらい、温かく指導してくださる先輩方に支えられ一年間頑張ってきました。これからも積極的に学ぶ姿勢を忘れずに看護師として成長していけるよう努力を続けていきたいです。

仕事のオン、オフを大事にする

 私は、児童思春期精神科病棟に勤務しています。発達障害など疾患に合わせた関わりは難しく、日々先輩の姿を見ながら学んでいます。思春期は難しい年頃ですが患者さんの悩みや問題に精一杯向き合うことで、患者さんの成長とともに自分の成長を感じます。患者さんとの関わりでは信頼関係を大事にしています。関係が構築でき、アドバイスや相談にのれるようになるにつれ患者さんが本当の気持ちを話してくれるようになり、精神科看護のやりがいを感じます。また退院時には手紙をもらうこともあり、今の頑張る力につながっています。今までは社会人になり、寮での一人暮らしや慣れない仕事に追われ新しいことに一杯一杯の頃もありました。勤務後や休日に先輩や寮の同期と食事に行ったり、休日には、買い物や旅行に出かける、時には家でDVDを観てまったりして、次の勤務に備えリラックスして過ごすなど休日を楽しんでいます。仕事とプライベートの切り替えをしっかりすることは元気のもとです。

仲の良い同期は友達であり家族のようで私の頑張れる力です

 私が勤務しているNICUでは、出生体重1000g未満の超低出生体重児や、心臓や外科疾患、染色体異常など様々な先天性疾患を持ち、集中治療を要する新生児が入院してきます。初めて耳にする疾患や症状ばかりで覚えることが多く、自分の知識の無さに落ち込む毎日ですが、可愛い赤ちゃんたちの成長と発達を糧に優しい先輩方の指導のもと、専門的な知識や技術の習得に努めています。また、上京して友達も家族も近くにいない私にとっては、同期と一緒に過ごす時間が1番楽しくとても幸せです。辛い時や悩んでいる時に話を聞いてくれ、落ち込んでいる時に声をかけてくれる優しい同期にとても救われています。そんな同期とは月に1回休日に出かけたり、勤務が一緒の時には勤務終了後にご飯を食べに行ったりと、仕事以外の時間も一緒にいることが多いです。仲の良い同期は友達であり家族のようで、1番近い存在です。同期の存在が私の頑張れる力になっています。

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