お知らせ 病院経営本部からのお知らせ

平成28年5月31日
病院経営本部

「熱中症」にご注意ください!

 熱中症を疑う場合は、身体を冷やし、お近くの医療機関で受診するようにしてください。特に、体温が38度以上・体が熱いのに汗が出ない・意識がもうろうとする・全身けいれんなどの症状がある場合には、至急で医療機関で受診する必要があります。

 救急車を呼んだ方がよいかどうか迷う場合には、東京消防庁救急相談センターへご相談ください。

<東京消防庁救急相談センター>

受付時間:24時間受付・年中無休

受付番号:(携帯電話・PHS・プッシュ回線)#7119

      (ダイヤル回線)23区:03-3212-2323

             多摩地区:042-521-2323

熱中症とは?

熱中症イラスト


  人間は生きていくために体の中で熱を発生するようにできています。この熱は常に体の中から外へと逃げるようになっていますが、気温が高い環境下では熱が外に逃げず、体にこもって熱中症が起こります。

 汗をかくと、蒸発するときに体の熱を奪うので、体温が下がります。熱中症を防ぐためには汗をかくことと、それが蒸発することが必要なのです。汗をかくことにまだ慣れていない初夏や、汗をかきにくい高齢者、汗をかきにくくするような内服薬を飲んでいる人は注意が必要です。また湿度の高い日は汗が蒸発しにくいので、体温調節機能がうまく働かなくなる可能性が高まります。気温の高い日や日差しの強い日だけでなく、湿度の高い日、夜間も注意が必要です。

 熱中症の症状は、軽い立ちくらみ・大量の発汗・足がつる・頭痛・吐き気・体のだるさなどです。重症化すると意識がなくなったり、全身のけいれん発作が起こったりします。場合により後遺症が残ったり、命にかかわることもあります。

熱中症の予防

熱中症を防ぐために気を付けること。

  1. 高温・多湿の状態を避けてください。
  2. 窓を開けたり扇風機を回したりして、室内の空気を循環させましょう。
  3. 通気性のよい生地のものを選ぶなど、服装を工夫しましょう。
  4. 外出の際は帽子をかぶったり、日傘を差すなどし、できれば首すじも保護しましょう。
  5. 屋内でも、窓に遮光の工夫をしましょう(熱中症は夜間や室内でも発生しています)。
  6. 水分補給をこまめにします。「のどが渇いた」と感じた時には、すでに多くの水分が体から失われています。のどが渇く前に定期的に水分補給を行いましょう。運動前や外出前の水分補給も効果的です。
  7. 尿が濃い色のときは、水分摂取が不足している可能性があります。さらにこまめに飲みましょう。
  8. 発汗が非常に多い場合は、塩分も一緒に取るとなお良いでしょう。
  9. 基礎疾患がある人、乳幼児、高齢者は特に注意を要します。
  10. 水分補給のためにビールなどアルコールを摂取することは逆効果です。アルコールは尿を多く出す作用があり、かえって脱水になってしまいます。

高齢者の熱中症

  1. 高齢者の熱中症は増加しており、重症化しやすい傾向にあります。
  2. 高齢になると熱さを感じにくく、普段運動をしないため汗をかきにくく、体に熱がこもりやすくなります。
  3. 節電のためエアコンの使用を控えたため、屋内で重症な熱中症になるケースもあります。
  4. こまめな水分補給はもちろんですが、気温・湿度といった環境の管理にも、周りの人が気付くことが重要です。
  5. 気温の高い日や湿度の高い日は無理に我慢せず、扇風機やエアコンを上手に使用しましょう。 せっかくの節約も体を壊してしまっては元も子もありません。

 

(監修 広尾病院 救命救急センター 中島幹男)

 

 


 

 

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病院経営本部 経営企画部 総務課
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