RI検査

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RI検査
RI検査とは
放射性同位元素(RI・ラジオアイソトープ)を含む薬を使って病気を診断する検査です。
体の中にRIを入れる方法は、注射や吸入、服用という簡単な方法です。RIに使用される薬は微量なので、放射線による人体への影響は殆どありません。また、投与された薬は時間経過とともにすみやかに体内 から排泄されます。
検査の流れについて
- 検査薬を投与します。
- 検査薬が目的の部位に達するまで待ちます。
検査種別によって待ち時間が異なります。
注射直後~数日後に写真を撮るものがあります。 詳しくは医師、スタッフにお尋ねください。 - 撮影装置のベッドで仰向けになります。
写真を撮る間はベットにねているだけで苦痛はありません。 - 機械が最適の位置まで動きます。
頭や胸の検査では顔の直前までカメラが近づきます。 - 時間をずらして撮像したり、カメラを移動・回転させてたくさんの写真を撮ることがあります。
数分で終わるものや、数十分かかるものがあります。また、数時間ごとに写真を撮ることもあります。 - 検査終了。
できあがった写真は専門医が詳しく調べ診断します。
検査結果をお渡しできるまで30分から1時間かかります。
注意事項
- 金属類を身に着けていると検査が行えません。
(ただし、人工関節やインプラントなどの体内に埋め込まれている金属類は除きます)。 - なるべく簡単な服装でお越しください。下着は金属を使っていないもの、ズボンやスカートはウエスト部がゴムのものが最適です。金属ファスナー、金属フック、金属ボタンなどの金属製品がある服を着用の場合は、検査着に着替えていただく必要があります。
- 身につけている金属類、磁気カード類、貼り薬などはすべてはずして頂きます。
(メガネ、腕時計、ヘアピン、入れ歯、補聴器、湿布、エレキバン、アクセサリー類、カイロなど) - 狭いトンネルのようなところへ入りますので、閉所恐怖症の方は申し出てください。
- 検査当日の食事は午前中の検査なら朝食、午後の検査なら昼食を食べないでください。
検査例

検査の様子

前面・背面

脳血流検査の様子

脳の横断画像

脳の血流分布画像(3DSRT処理)

DAT検査
項 目 | |||||
---|---|---|---|---|---|
腫瘍 ガリウム |
腫瘍 タリウム |
唾液腺 | 甲状腺 | 肺換気・血流 | |
副腎 (皮質) (髄質) |
脳血流 | 心筋 | その他 |
※検査ごとに放射性医薬品の種類が異なります
※放射性医薬品は、製薬会社から毎朝病院に届けられます