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職員の声

新卒看護師と指導者からみた松沢病院の魅力

新人看護師と指導者「琴・有江」①
新卒看護師:有江

 私が松沢病院を希望した理由は大きく二つあります。まず一つ目は、松沢病院はスーパー救急病棟や身体合併症病棟、認知症病棟等を有し、より専門性の高い精神科看護を学ぶことができると考えたからです。また、松沢病院はCNやCNSを目指すためのサポート体制が整っており、自分自身も松沢病院でCNSを目指したいと考えたからです。
二つ目は、病棟全体の雰囲気が温かく、働きやすい環境であると感じたことです。病院見学に参加した際、活き活きと働く松沢病院のスタッフと接し、私もその一員として働きたいと強く思いました。

私は今年4月に入都し、現在スーパー救急病棟である31病棟で働いています。まだわからないことが多く、業務を覚えるのに必死です。患者さんに対し「どのような言葉掛けがよかったのだろう」など、常に自問自答しながら関わっています。しかし、優しく丁寧にご指導して下さるプリセプターや看護師長、31病棟の先輩方、同じ志を持つ同期に支えられて、少しずつ患者さんとの関わり方を学び、毎日充実感を持って働いています。そして、私は患者さんの心に寄り添い、「その人らしさ」を大切にした看護を追求していきたいです

新人看護師と指導者「琴・有江」②
指導者(プリセプター):琴

 4回目のプリセプターになります。こういうと、すっかり新人指導に慣れているように思われるかもしれません。しかし、新人看護師は十人十色。関わり方や指導方法は試行錯誤を重ねる毎日です。責任ある立場ではありますが、プリセプティーが成長していく過程に寄り添えることに喜びもやりがいも感じています。指導のうえでこころがけているのは、教えたいことを教えるのではなく、新人看護師の興味を探り、関心のあるトピックスをタイムリーに指導することです。こうすることで、新人看護師の吸収する力が飛躍的に伸びるという実感があります。

松沢病院看護部の基礎コースは、「卒後3年間で看護職としての自立を目指す」ことを目標にしています。各病棟における実地指導で精神科専門看護を学べる松沢病院ではありますが、全体研修ではフィジカルアセスメントや各種ME機器の操作方法など、基本的な看護技術を学ぶことができます。また、メンタルサポートとして、専門看護師・認定看護師を中心としたサポートを受けられるなど、病院全体で新人看護師教育に携わっています。こころもからだも看る看護師を目指して、ともに成長していきましょう。

つくしサポートチーム

つくしサポートチーム① 002
精神科専門看護師:高橋・藤原・田中

 「つくしサポート」は、精神科専門看護師が離職防止を目的に、10年程前に新人看護職員対象のメンタルサポートの会として始まりました。この会では、新人同士の横のつながりを支え、互いに相談しやすい場づくりを大切にしています。このため、実施内容はストレスに関する心理教育、相互交流を促進するレクリエーション、自身の成長・変化に気づくセッションなど多岐にわたります。また、新人のメンタルサポートには、実際に人材育成を行う看護師長や指導者、先輩看護師との協働が欠かせません。このため、つくしサポートチームでは、病棟ラウンドを行うことで、新人を含め看護職員が相談しやすく、サポートに繋がりやすい職場風土づくりに取り組んでいます。

つくしサポートについて、新人からは「同期とリラックスして話せる場があってよかった」、「ストレス発散になり、明日から頑張ろうと思えた」などポジティブな感想を頂いています。また、年数を重ねるごとに、つくしを卒業した看護師が主体的に新人のフォローをしてくれるようになり、よい循環が生まれています。

今後も、つくしサポートチームは、松沢ならではの『その人らしさ』を大切にした人材育成、メンタルサポートを目指していきます。

ジェネラリストからみた松沢病院の魅力

ジェネラリスト「大湾」
看護師:大灣

 松沢病院は、精神科医療・看護のイメージがありますが、近年では患者の高齢化や身体疾患を有する患者の増加に伴い、身体の医療・看護も重要視されています。身体・精神の両側面での医療・看護を提供することは、松沢病院の役割であり、大きな魅力の一つと感じています。また、2017年より、救急外来も立ち上がり、救急分野においても大きな役割を担っています。私は、看護歴11年目になり、精神科救急、身体合併症病棟を経験してきました。都の研修制度のおかげで「精神科身体合併症」「人材育成」「エキスパート」など様々な研修を受けることができ、医療や看護の知識だけでなく、自身の看護観やビジョンを持つことができ、キャリアアップにつなげることができました。現在は、研修で学んだ知識・技術を後輩や同僚に伝達するなど、人材育成に力を入れると共に、新たな能力開発ができるよう積極的に研修に参加している毎日です。

子育て中の看護師からみた松沢病院の魅力

木立親子 003
看護師:木立

 私は約3年間の基礎コース研修を終了してから産休に入りました。産後の育休が終わってからは、仕事と育児の両立が無理なくできるようにとのご配慮をいただき、慣れた環境である産休前に働いていた病棟に配属になりました。仕事復帰前から、不安なことはないか、旦那さんとは協力し合えているのかなど相談に乗って頂き、安心して職場復帰ができました。現在は院内保育室に子どもを預けて仕事をしています。院内保育室でも、子供たち一人ひとり丁寧に見てもらえて、食事やおやつもその子に合わせて作ってくれるのでとても安心して預けることができます。保育士さんもとても優しいので子どもたちも楽しそうに遊んでいます。病棟でも無理のないよう仕事量など調整してくださるなどの配慮をして頂き、ストレスなく働くことができています。育児時間を利用することで、私自身も子どももあまり負担なく仕事と育児の両立ができていると思います。職場の方たちの理解があるので、とても働きやすい環境だと思っています。

スペシャリストナースからみた松沢病院の魅力

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精神科専門看護師:田中

 松沢病院の魅力は、第一に全員で新人を育てる(サポートする)意識が高いこと、第二に教育研修が充実していること、第三に心と身体の看護を学べることです。そして、チャレンジ精神旺盛でやる気に満ちた情熱的なスタッフが沢山いることです。私はこのような充実した環境で育てていただき、専門看護師認定に向けた東京都からの支援による派遣研修を経て、平成29年度から精神看護専門看護師として活動をしています。

精神看護専門看護師(CNS)は、平成29年度で全国に294名おり、うち5名が当院で活動しています。CNSには、実践、相談、調整、教育、研究、倫理調整の6つの役割があります。私は他のCNSと協力しながら、スタッフナースの看護サポートや研修の講師、看護研究の指導、外来での看護相談や家族プログラムを行っています。また、年間を通して新人のメンタルケアを行う「つくしサポート」を行っています。

メンタルヘルスの問題を抱えている方々に十分な支援を提供していくためには、チーム医療が不可欠です。私は駆け出しのCNSですが、他の経験豊富なCNSや認定看護師、医師やコメディカル、卓越した看護師の先輩や同僚に支えられながら、より良いチーム作りに取り組んでいきたいと考えています。

看護師長からみた松沢病院の魅力

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看護師長:小池

 私が所属する身体合併症病棟では、入院適応の患者さんには、医師と協力して断らず受け入れる体制を整えています。そのため、重症患者さんの受け入れや医療処置で繁忙となることがありますが、患者さんの意向と安全を第一に看護の実践に努めています。そして、精神科、身体科両面を看護できる看護師の育成にも力を入れています。

今年度は、精神・身体両面のアセスメント能力の向上を図ることを目標に、実践に即した内容での職場内学習会を充実させ、患者さんの状態変化に適切に対応できる質の高い看護の提供に繋げたいと考えています。患者さんの心の声に耳を傾けて行う個別性のある看護実践や、退院に向けて患者さんやご家族と共に感じる喜びは、仕事のやりがいや成長している自分を自覚できる機会になります。

松沢病院にはたくさんの病棟がありますが、どの病棟のスタッフも患者さんのために知恵をしぼり、働きやすい活気ある職場を目指し職員一丸となり取り組んでいます。

看護管理職からみた松沢病院の魅力

山﨑
統括看護科長 山﨑

 西門から一歩足を踏み入れたら、顔を上げて深呼吸をしてみてください。東京の都心世田谷に広がる広大な敷地と緑溢れる自然は、東京ドーム4個分の敷地で四季折々の木々や草花があなたを迎えます。100mぐらい進み銀杏の木まで来ると、4つのウイングからなる病院が見えてきます。

松沢病院は140年余りの歴史を持つ精神科医療におけるパイオニアで、呉秀三の意思が引継がれ、現在は「拘束の最小化」や「人を看る」ことに基軸に、更に今年度から地域との交流レクリエーションにも取り組んでいます。重点医療は、精神科急性期医療、精神科救急、精神科身体合併症、薬物・アルコール依存症、認知症、青年期、医療観察法医療と、其々の分野がひとつひとつの病棟に存在し、高い専門性を発揮しています。

スーパー救急病棟では重症で対応困難な患者さんを24時間受け入れ、身体合併症病棟は手術や内視鏡などの医療処置はもちろん、終末期の患者さんに寄り添う緩和ケアも行っています。認知症医療においては、専門相談窓口や家族教室など認知症疾患医療センターとしての役割を発揮し、医療観察法では多職種チーム医療で多くのプログラムを行っています。また社会復帰支援室は、病床管理、退院調整、訪問看護、デイケア(精神、青年期、依存症)と、病院と地域をつなぐ役割を果たしています。

患者の人権擁護に努め、常に切磋琢磨してチームの総合力を発揮し、患者さんにとっても働く職員にとっても魅力ある病院つくりをしています。