診療科・部門案内

松沢病院看護の特色

精神科看護の特色

日本精神科看護協会では、精神科看護の定義は「精神科看護とは、精神的健康について援助を必要としている人々に対し、個人の尊厳と権利擁護を基本理念として、専門的知識と技術を用い、自律性の回復を通して、その人らしい生活ができるように支援することである。」と示されています。近年では精神科医療分野の治療も進歩してきました。しかし最も大切なことは、精神に病を抱えた人に関わる周囲の人たちの理解と支援です。
松沢病院では、“生活のしづらさ”を抱えた精神疾患をもつ人に対し、ストレングス(強み)に焦点を当てた看護を心がけています。また、精神科だからこそ一人の人間として患者の人権を尊重し、常に倫理的合意形成に重点を置き日々患者さんと関わっています。

看護提供体制

受け持ち性を取り入れたモジュール型継続受け持ち方式と、パートナーシップ・ナーシング・システムを取り入れています。どちらも、受け持ち看護師が患者に責任をもち主体的に関わりますが、より広い視野で「患者にとってのベスト」を追求できるよう、チームで介入をしています。

勤務体制

変則2交代制、変則3交代制の病棟があります。
病棟や部署の特徴に合わせて、患者さんにとっても働く職員にとっても、安全で安心な勤務体制を目指し、勤務者主体で勤務体制を検討して実現しています。

変則2交代制 変則3交代
日勤 / 8:20~17:05 日勤 / 8:20~17:05
夜勤 / 16:10~9:10 準夜 / 15:50~23:35
夜勤 / 23:00~9:00

各種取組

  • 公開講座
    平成30年度公開講座のお知らせ
  • 専門・認定看護師(リソースナース)による看護外来 看護相談“ふらっと”
  • 精神科訪問看護
  • しばらない看護の実践
    松沢病院は、組織として身体拘束をしない方針です。これは、単に「身体拘束をしない」だけではなく、「患者さんにとって何がベストか」「尊厳のあるケアとは何か」を多職種間で常に検討し、患者さんの人権擁護に努めるプロセスを大切にしているということでもあります。また働く職員が安心して身体拘束最小化に取り組めるよう、倫理的合意形成ができる職場つくりにも力を入れています。
    「しばらない」ことがアウトカムではなく、身体拘束や行動制限を極力減らし患者さんの自由度や選択権を増やすことで、患者さんの自律・自立を目指しています。患者さんの人生の目標を共に考え、それに寄り添っていくために、松沢病院では「しばらない看護」を実践し、日々、多職種で悩み相談しながら「患者さんにとってのベスト」に取り組んでいます。