お知らせ

お詫び 精神保健指定医資格不正取得について

 

10月26日に開催された厚生労働省医道審議会精神保健指定医部会において、49人の指定医と40人の指導医について、指定医資格申請に当たって不正があったとして、89人全員の指定医資格の取り消しが承認され、近く厚労省から処分が行われる予定です。

この中には、平成23年12月21日に当院で指定医資格を取得した医師1名、その際の指導医1名が含まれています。この件に関し、多くの患者様、ご家族の皆様のご不審を招いたことについて、深くお詫びを申し上げます。

指定医資格を取り消された医師のうち、このレポートによって資格を申請した医師はすでに退職しております。当該医師が在職中に行った指定医業務については検証のためのリストアップを終了しておりますので、早急にその妥当性を検証してまいります。この医師を指導した指導医につきましては、厚生労働省の処分を待たず、昨日付で指定医業務から外すことといたしました。

精神保健指定医は、精神疾患の治療に伴う非自発的入院、隔離、拘束など、基本的人権の制限を含む治療上の決定を行う権限を持つもので、この資格取得手続きについて不正が疑われるということは、精神医療全般に対する信頼を損なうことに通じます。私どもとしては、この事実の意味を深く受けとめ、再発防止、研修体制の強化に努めてまいります。

 

平成28年10月28日 東京都立松沢病院院長 斎藤正彦