松沢病院について

2014.09.25

Vol.02脳神経外科 渡辺克成先生

―――お名前とご所属を教えてください。

ジョニー渡辺です。(笑) 冗談ね?渡辺克成、47歳、中年です!いい感じにおなかに脂が乗ってます!


―――所属は?

脳神経外科です。

―――松沢病院は何年目ですか?

10月で3年経つかな。

―――もっと長くいらっしゃるのかと思いました。

よく言われるよ。医局の雑用係もやってます!(笑)

―――医師になられたキッカケは?

高校のころは理系で数学者を目指してたんだよね。でも勉強がついていけないから断念した。(笑) そこで手に職を付けようと思って医学部を志望したよ。その中でも脳神経外科になったのは元々物理や数学が好きだったから。脳はシステム工学に近いところがあるから大学2年くらいに決めたかな。でも大学院は工学部なんだよ!やっぱりそういうのが好きだったんだよね!

―――どんなときに医師になってよかったと思いますか。

それは治療や手術が決まった時かな。これに関してはどの仕事でも同じだと思うよ。思い通りの画になったときは「決まった!」って思うから。それは医師だからとか関係ないもんね。

―――でも生命を預かるというプレッシャーは他の仕事とは異なるんじゃないですか?

そんなことないよ。プレッシャーはどんな仕事でもついてくるからね。それこそ年代や立場が変わってくればプレッシャーは大きくなるしね。皆さんの上司の方々だってすごいプレッシャーと戦っているんじゃないかな。それだけの責任をとる覚悟を持って仕事してるし、一応科のトップだから最後は自分が責任とるしね。でも優秀な部下がよくやってくれてるからプレッシャーは軽減されてるよ。


―――嬉しかったことや、大変だったことは何かありますか?

嬉しかったことは、誕生日会をしてくれたことかな。今、単身赴任中だから家帰っても寂しいじゃん。(笑) 
後輩の先生たちが芸能人もよく行くお店で祝ってくれたんだ。皆忙しいのに何十人も集まってくれて。後輩たちは芸能人が行くお店に行きたくて利用されただけかもしれないけど!(笑) でもそれが嬉しくてついつい涙を流してしまいました。やっぱり歳をとると涙脆くなるんだよね、最近すぐ泣いちゃうんだよ。(笑) あれは嬉しかったな。


―――休みの日は何してますか?

やっぱり仕事が多いかな~。あとは学会行ったり出張だったり、DMAT(災害医療派遣チーム)でヘルメットかぶったり。基本的に病院にいて同僚たちと話したりしてるかな。

―――先日出張でオランダに行かれてましたが、観光とかはされたんですか?

全くできなかったね。笑 ずっと学会だったよ。夜はパーティーに参加して、同じ学会の医師に挨拶したり。皆も同じ年代になれば必ずすると思うよ。

―――趣味はなんですか?

仕事かな。あとこの年になると、後輩の医者を育てるのが楽しみになるんだよね。

―――仕事が趣味なんですか?

うん。趣味ってやってて楽しいとか、没頭できる、自己満足だよね?それは全部当てはまるし、その上患者さんも喜んでくれるからいいよね!
他にはドライブするのも好きかな。どこかに行くのではなく、学会に行くときやDMATのときに運転するくらいだけどね。

―――好きな食べ物、嫌いな食べ物はありますか?私のイメージだと先生は甘いもの好きそうですが?

確かに甘いの好き!でも、これが好きとかは無くてみんなで食べることが好き!特におススメはなくて、みんなでワイワイしながら食事できればいいかな。

―――奥様が作って下さる手料理は好きなんじゃないですか?何か先生の好物を作って迎えてくれたり?

娘2人いるというのもあって家では肩身の狭い思いだよ。(苦笑) 

―――では嫌いな食べ物は?

餃子がダメだね。よく珍しいって言われるけど小さいころからダメなんだよね。味がダメみたい。あとは1人で食事するのも嫌い!(笑)

―――1人で晩酌したりもしないんですか?家で缶ビール飲んだり。

しないね。単身赴任なんでそもそも冷蔵庫、テレビ、食器何も無いからね。ただシャワー浴びて寝に帰るみたいなもんだよ。家がカプセルホテルみたいな感じ!

―――おススメのお店は?

みんなで行ければどこでもいいかな!特に味にはこだわらないから。お酒飲むのは好きだからよく飲むんだけど、お酒に飲まれちゃうから後輩が止めてくれるんだ。これがホントの「ドクターストップ」だね!(笑)

―――何かはまっていることはありますか?

どツボにはまってる!(笑)

―――小さいころの夢は?

乗り物が好きだったからパイロットになりたかったな。

―――よく夢でいわれる野球選手とかサッカー選手は思いませんでしたか?

思わなかったな。根性系はダメなんだよね。(笑) でも小学校から大学まで空手部で世界ランキング3位の選手とも対戦したことあるよ!

―――勝ったんですか?

開始3秒で KO負けだった。(笑) 鼻を骨折しちゃったし。

―――先生はよく人の変化に気づきますよね。髪切ったとか、日焼けしたとか。

君のような美人に敏感だから変化に気付くんだよ!(笑)

―――これだけは負けない、自信があることありますか?

「やせ我慢」かな。苦しくても根性でなんとかするから、一夜漬けの天才って言われてたよ。今も脳外科の学会でそう呼ばれるし!(笑) やっぱり人生土俵際でどんだけがんばれるかが大事だよね!

―――1日の楽しみは?

これも仕事かな。僕の経験の中でこういう自治体の病院は初めてで、医師の枠を越えて職員の方々と関わりながら仕事するのが楽しいよね。今まではそういうのが少なかったから。こうやってインタビュー受けてるのも楽しいよね!だから仕事というより部活してるみたいな感覚なんじゃないかな。皆忙しいなかで時間を作って、こんな中年親父をかまってくれるのは嬉しいしありがたいよね。
あと娘とのテレビ電話。今17歳と15歳だから高校生だけど電話してくれるし。でも部屋に好きなアイドルのポスターとか貼ってあるみたいだけどそれはいつも見えないようにされてるんだけどね。(笑)


―――最後に一言お願いします。

職員の方々は僕にとって家族のような存在。家族だからこそ遠慮なく言ってしまうこともあるんだけど。職員が気持ちよく働ける病院になってこそ、患者さんたちに奉仕できる病院になると考えているんで。あとぼくは後輩の医師達と病院幹部との橋渡し的な役割も担っています。若手医師で何か相談したいことがあったら、いつでも気軽に声をかけてネ!
ぼくは学会出張とかが多くてなかなかつかまらないから、患者さん、そのご家族に対しては申し訳ない気持ちでいっぱい。ただ遊んでるわけじゃなく、皆さんの病気のために勉強してますので許してください!