よくある質問・用語集

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用語集(カ行)

かかりつけ医

家族ぐるみで健康や病気のことを気軽に相談したり、身体に不調があるときはいつでも診察してくれる身近な開業医であり、初期患者の問題を的確に把握し、適切な指示、緊急に必要な処置の実施、他の医師への紹介を行い、個人や家庭での継続的な治療について主治医としての役割を果たすものである。
保健・医療・福祉の機能連携による在宅ケアサービスにおいて「かかりつけ医」は、必要不可欠な存在になっている。

ガスコージェネレーションシステム

ガスを使って電気と熱を取り出し利用するシステム。ガスで発電すると同時に、廃熱を給湯や空調、蒸気などの形で有効に活用するので無駄がない。クリーンな都市ガスを利用するので環境性に優れているほか、省エネ性にも優れている。

カルテ開示

今日の医療においては、患者の自己決定及び医療従事者と患者が共同して疾患を克服する視点が重視され、インフォームド・コンセントの理念に基づく医療の重要性が強調されている。
このような医療の実施に当たっては、医療従事者と患者の信頼関係の確立が必要であることや、近年の健康・医療に対する関心の高まり、医療内容の高度化・専門化等に伴って、医療従事者の患者に対する診療情報の提供や説明が非常に重要な要素となっている。
これらを踏まえ、都立病院においては「診療情報の提供に関する指針(ガイドライン)」を策定し、情報提供の統一的な基準を定め、「東京都個人情報の保護に関する条例」とともに運用している。

がん診療連携拠点病院

がん診療連携拠点病院は、都道府県知事が推薦する医療機関について、第三者によって構成される検討会の意見を踏まえ、厚生労働大臣が指定する。
・地域がん診療連携拠点病院:二次保健医療圏に概ね1か所国が指定する病院で、手術療法・化学療法・放射線療法等の集学的治療や各学会診療ガイドラインに準ずる標準的治療並びに応用治療の実施、緩和ケア提供体制の整備や地域の医療機関への診療支援等の体制整備、専門的ながん医療に携わる医師やコメディカルスタッフ等の配置、患者・家族や地域の医療機関に対する相談や情報提供などを行う病院。都立病院では、多摩総合医療センターが地域がん診療連携拠点病院に指定されている。
・都道府県がん診療連携拠点病院:都道府県に概ね1か所国が指定する病院で、地域がん診療連携拠点病院の指定要件に加え、地域がん診療連携拠点病院の医療従事者への研修、情報提供、症例相談や診療支援の実施のほか、都道府県がん診療連携協議会の運営などを行う病院。
都立病院では、駒込病院が都道府県がん診療連携拠点病院に指定されている。

感染症指定医療機関

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に規定されている。
特定感染症指定医療機関:新感染症の所見がある者又は一類感染症若しくは二類感染症の患者の入院を担当させる医療機関として厚生大臣が指定した病院
第一種感染症指定医療機関:一類感染症又は二類感染症の患者の入院を担当させる医療機関として都道府県知事が指定した病院
第二種感染症指定医療機関:二類感染症の患者の入院を担当させる医療機関として都道府県知事が指定した病院
都立病院では、第一種として駒込病院、墨東病院、第二種として駒込病院、墨東病院、多摩総合医療センター、小児総合医療センターが指定されている。また、公社病院では、第一種として荏原病院、第二種として荏原病院と豊島病院が指定されている(平成24年1月現在)。

キャリーオーバー医療

小児期の疾患を抱えたまま、成人に達した患者に対する医療のことをいう。

救急医療体制

都の救急医療は、「突発不測の傷病者が、いつでも、どこでも、だれでも、その症状に応じ、必要かつ適切な医療を受けられる救急医療体制の整備」を基本方針としており、次の3つに大別される。
(1)初期救急医療:入院を必要としない急病患者に対する医療
(2)二次救急医療:入院を要する中・重症の救急患者に対する医療
(3)三次救急医療:生命危機を伴う重篤救急患者に対する医療

救命救急センター

重症及び複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者に対し、24時間救命救急医療を提供し、併せて当該地域における救急医療中心的機関として機能する第三次救急医療施設である。
救命救急センターは、「救急医療対策事業実施要綱」(厚生労働省)に定める第三次救急医療体制に該当する施設である。

行政的医療

都立病院マスタープランにおいて、都立病院が担うべき医療を「行政的医療」と位置づけ、都立病院の基本的役割を定義付けた。
1 法令等に基づき、対応が求められる医療
2 社会的要請から、特に対策講じなければならない医療
 (1)一般医療機関での対応が困難な医療
 (2)都民ニーズが高く、高度な医療水準とそれを支える総合診療基盤により対応する医療
3 新たな医療課題に対して、先導的に取り組む必要がある医療

クリニカル・インディケーター

「臨床評価」を参照

クリニカル・フェロー

専門臨床研修の修了者を対象に、先端医療技術の習得など専門臨床能力の一層の研さん等を目的とした2~3年間の専門臨床研修を受ける医師のことをいう。

クリニカルパス

入院から退院までの検査・処置・看護ケアなどの計画を時系列的に一覧にした診療計画表・治療の標準化やチーム医療の推進、インフォームドコンセント等に効果がある。

公益財団法人東京都保健医療公社

地域医療の充実、向上に寄与することを目的に、東京都、東京都医師会及び東京都歯科医師会が出資し設立した公益財団法人であり、運営について都の指導監督を受ける団体。現在、「東部地域病院」(葛飾区)、「多摩南部地域病院」(多摩市)、「大久保病院」(新宿区)、「多摩北部医療センター」(東村山市)、「荏原病院」(大田区)、「豊島病院」(板橋区)の6つの地域病院と、「東京都がん検診センター」(府中市)を運営している。これらの運営を通して、地域の医療機関との緊密な連携のもとで、住民が必要とする保健医療サービスの提供を行い、住民の医療と福祉の向上に寄与することを目的としている。

コメディカル

医師の指示の下に医療行為を行う医療スタッフの総称。
医業は、医師の独占的な業務として規定されているが、特定の分野において、医師の指示により診療の補助行為として一定の業務をすることとされており、その資格や業務範囲が定められている。
医師、歯科医師以外の医療関連職種である看護師、保健師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師、衛生検査技師、理学療法士、作業療法士などを総称して用いる。

都立病院においては、看護師等を除く、医師の指示の下に医療を行う医療スタッフ(診療放射線技師、臨床検査技師、衛生検査技師、薬剤師、理学療法士、作業療法士など)を指していう。