よくある質問・用語集


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用語集(ア行)

医薬分業

医師と薬剤師の二人の専門家により、医薬品の使用を二重にチェックし、患者に処方された薬の効果や安全性を一層高めようとするもの。医師の発行した処方せんを保険薬局に持っていき、薬剤師が薬の量や飲み合わせなどを確認のうえ、調剤すること。

医療救護班

医療救護班とは、災害により多数の傷病者が発生した場合に、避難所や被災現場等において、医療救護活動を行う医療チームをいう。
災害時における医療救護活動は、区市町村が一時的に実施するが、都は区市町村の活動を応援・補完する立場から、都立病院、都医師会、日赤東京都支部、国立病院からなる直轄医療救護班を編成し、派遣することとしている。
医療救護班の活動内容は、傷病者に対する応急処置、後方医療施設への転送の要否及び転送順位の決定、輸送困難な患者、軽症患者等に対する医療、助産救護、死亡の確認などがある。さらに、必要に応じて、歯科医療救護班や薬剤師班を派遣することとなっている。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

医療ソーシャルワーカー(MSW)

(medical social worker)
社会科学的な専門知識及び技術をもって、保健医療の場で患者の抱える諸問題について、相談、助言などの援助を行う者をいう。
疾病や障害などが生じたことをきっかけに、患者・家族には対人関係や経済面など様々な心理的・社会的問題や、生活上の問題等が生じることがある。医療ソーシャルワーカーは、医療チームの一員として、それらの問題の社会的要因を明らかにし、保健・医療・福祉に関する様々なサービスなどを紹介・活用しながら、患者や家族が自立的に解決できるよう援助・協力する。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

医療法

医療法は、病院、診療所及び助産所の開設及び管理に関し必要な事項を定め、医療提供体制の確保を図ることにより、国民の健康の保持に寄与することを目的とした法律である。
(1)病院、診療所、助産所、(2)医療計画、(3)公的医療機関、(4)医療法人、(5)医業等の広告等について規定している。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

インシデント・アクシデント・レポート

日常診療の現場等でヒヤリとしたりハッとしたりした事象(インシデント)と医療従事者が予想しなかった悪い結果が患者に起こった事象(アクシデント)の事例を報告するための様式。

都立病院医療事故予防対策推進委員会答申(平成12年7月17日)の中で用語を定義した。「インシデント」とは、患者に障害を及ぼすことはなかったが、日常診療の現場等でヒヤリとしたりハッとしたりした事象。対して、「アクシデント」とは、医療従事者が予想しなかった悪い結果が患者に起こった事象を指す。都立病院においては、平成12年8月以降の統一したインシデント・アクシデント・レポート様式を使用し、リスクマネジメント活動のための重要なデータとして活用を図っている。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

院内感染

病院、診療所など医療機関内で感染が起こった場合を「院内感染」という。患者から患者へ、患者から医療従事者へ、医療従事者から患者へ、医療従事者同士などの感染があるが、特に抵抗力・免疫力の低下している患者への感染が起こりやすい。
ブドウ球菌やセラチア菌などは、日常環境中に広く存在し、健康人には病気を起こさないような細菌(常在菌)だが、手術直後や長く療養している高齢患者においては、肺炎や化膿創を引き起こしやすい。特に、1980年代以降メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)のような抗生物質が効きにくい菌による院内感染が広がり、社会問題化した。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

都立病院では、各病院内に「感染予防対策委員会」を設置し、患者の医療・看護の面はもとより医療従事者の感染予防についても対策を講じている。具体的な院内感染予防対策としては、確実な消毒・滅菌・適切な汚染処理、正しいガウンテクニックなど、各種感染対策マニュアルに沿って予防対策を徹底するとともに、換気装置の設置など衛生面の完備にも努めている。

インフォームドコンセント

(informed consent)
医療従事者から十分な説明を聞き、患者が納得・同意して自分の治療法を選択すること。
1960年代に米国で起きた患者の人権運動に伴い、従来の患者に対する医師の権威主義的独善的態度(=医師のパターナリズム)を批判し、患者中心の医療を求める声が高まった。この過程で、新しい医療倫理の考え方を反映した裁判基準として確立されたのが、この概念である。欧米先進諸国では、臨床の現場でも法的にも確立した原理となっている。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

エイズ(後天性免疫不全症候群)

(Acquired Immunodeficiency Syndrome)
ヒト免疫不全ウィルス(human immunodeficiency virus):以下「HIV」という。)が人間の免疫力の中心的な役割を果たすCD4リンパ球に感染し、これが破壊されることにより、免疫力が低下し、日和見感染症、悪性腫瘍等を起こす病態のことである。HIVは、血液、膣分泌液、精液及び母乳に多く含まれる。感染経路は、性的接触、母子感染又はその他血液を介した感染で、性的接触が最も多いが、一般の社会生活では感染しない。HIVに感染してから発病するまでの期間は、数年から10数年といわれているが、多剤併用療法による強力な治療を適切な時期に開始することにより病気の進行を抑えることが可能になった。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

エイズ診療協力病院

HIV感染者の医療が適切に提供されるよう、エイズ診療の中核となる医療機関を東京都が指定するもの。エイズ診療協力病院には、エイズ診療拠点病院を支援する「エイズ診療中核拠点病院」、エイズに関する総合的かつ高度な医療を提供する「エイズ診療拠点病院」、エイズ診療拠点病院と連携して、精神科、小児科、産科、歯科等専門分野における高度な医療を提供する「エイズ診療連携病院」がある。
(※保健医療行政ミニ用語集より引用)
都立病院では、駒込病院が平成19年8月にエイズ診療中核拠点病院に指定された。このほか、広尾病院、大塚病院、墨東病院、多摩総合医療センターはエイズ診療拠点病院に、神経病院、松沢病院、小児総合医療センターがエイズ診療連携病院に指定されている。

栄養士

栄養士とは、栄養士の名称を用いて栄養の指導に従事することを業とする者をいう。厚生労働大臣が指定した養成施設で2年以上必要な知識及び技能を修得した者に都道府県知事の免許が与えられる(栄養士法)。栄養士でなければ栄養士又はこれに類する名称を用いてはならない。
主な業務は、保健所、学校、病院事業所等において栄養の指導を行うことである。特に、医療法施行規則では、病床数100以上の病院での栄養士1名の必置を定めている。(関連:管理栄養士)

(※保健医療行政ミニ用語集より引用)

エスコ(ESCO)事業

(Energy Service COmpany)
省エネと高熱水費の削減をユーザーに保証し、削減方法の提案から、改修工事、工事後の削減効果の検証までを一貫して行う事業。

エビデンス

治療を行う上で指針となる科学的根拠

音楽療法

音楽が人に及ぼす心理的、生理的及び社会的効果を通じて治療効果を上げようとする方法。
音楽を聞くことによって得られる効果を期待する受動的音楽療法と、演奏や歌唱による自己表現の効果を利用する能動的音楽療法がある。
精神疾患、身障者のリハビリ、呼吸器や心疾患などの慢性期の身体疾患、またはターミナル・ケアの場などにおいて、効果的に用いられている。そうした音楽療法を実践する音楽療法士については臨床経験や音楽療法に関する幅広い知識や技能、指導経験が必要とされる。

(※保健医療行政ミニ用語集より引用)