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報道発表
平成28年3月18日
病院経営本部
小児総合医療センターにおけるノロウイルスの院内感染について
都立小児総合医療センターにおいて、ノロウイルスの院内感染が発生しましたので、ご報告いたします。
1 事象確認日
平成28年3月15日(火曜日)
2 発生場所
東京都立小児総合医療センター内の1病棟
(所在地 府中市武蔵台2-8-9)
3 院内感染等の経過
3月15日(火)
・病棟で5名のノロウイルス患者発生との報告あり
1名を個室、4名同室で隔離管理
3月16日(水)
・9時 同病棟で新規発生3名
・同病棟への新規入院・転入を制限
・午後 同病棟で新規発生1名
3月18日(金)
・午前 同病棟で新規発生1名(累計10名)
<有症状者数の推移>
月 日 |
有症状確認数 |
累計数 |
3/15 |
5 |
5 |
3/16 |
4 |
9 |
3/17 |
0 |
9 |
3/18 |
1 |
10 |
※有症状者のうち8名が検査陽性
4 死亡患者の発生
3月17日(木)
・午前中 陽性患者のうち1名の状態が悪化し、PICU(小児集中治療室)に転棟
・16時半頃 PICUに転棟した患者が死亡
・ご家族の了承を得て、18日(金)に病理解剖実施
5 死亡患者の概要
・年齢 2歳
・性別 男
・疾患 重篤な心疾患、肺疾患により長期入院中
・死因 現在、調査中
6 対応状況
・15日から陽性患者、有症状患者は隔離管理
・16日の午前中から同病棟への新規入院・転入を制限
・多摩府中保健所及び福祉保健局には報告済であり、多摩府中保健所からは17日、福祉保健局からは18日に立入調査を受けた。
・感染患者の容態は安定している。
・感染ルートについては調査中
・プレイルーム使用禁止、患者家族への手洗いの徹底と指導、隔離室の使用済みオムツの管理徹底(オレンジハザードボックスを病室に設置)、次亜塩素酸Naでの環境整備の増加等、院内の感染防止対策を強化、徹底し、新たな発生の防止を図っている。
7 今後の対応
院内感染マニュアルの順守の徹底等、病院全体で再発防止に努める。
- 小児総合医療センターにおけるノロウイルスの院内感染について 平成28年3月 PDF [264KB]
問合せ先
病院経営本部サービス推進部事業支援課
電話
03-5320-5835(直通)
小児総合医療センター事務局庶務課
電話 042-300-5111(代表)