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各診療科・部門紹介

耳鼻咽喉科

特色・専門領域

耳・鼻・のどの疾患全般にわたり幅広く対応できる診療体制をとっています。保存的治療に加え、頭頸部領域の手術治療を積極的に行っています。手術症例に限らず、突発性難聴・顔面神経麻痺・メニエール病・鼻出血など入院治療が必要な症例についても対応していますのでご相談ください。

平日午前中が一般外来で、午後に専門外来を設けています。受診は基本的に予約制ですので、事前に予約を取って来院されるようお願いいたします。

診療実績

過去3年度の疾病件数(上位5件)
平成28年度平成27年度平成26年度
疾病名件数疾病名件数疾病名件数
1 アレルギー性鼻炎 723 アレルギー性鼻炎 871 アレルギー性鼻炎 697
2 めまい 491 中耳炎 526 慢性扁桃炎 415
3 副鼻腔炎 403 副鼻腔炎 562 めまい 453
4 急性咽喉頭炎 372 急性咽喉頭炎 492 急性咽喉頭炎 337
5 感音難聴 299 めまい 302 感音難聴 345
過去3年間の手術件数(上位5件・件数ベース)
平成28年度平成27年度平成26年度
術名件数術名件数術名件数
1 下鼻甲介切除術 46 扁桃摘出術 42 扁桃摘出術 34
2 内視鏡下副鼻腔手術 35 内視鏡下副鼻腔手術 32 鼻中隔矯正術 18
3 扁桃摘出術 29 鼻中隔矯正術 21 鼻腔粘膜焼灼術 13
4 鼻中隔矯正術 19 下鼻甲介切除術 21 内視鏡下副鼻腔手術 11
5 鼻腔粘膜焼灼術 9 喉頭微細手術 17

当科で治療を行なっている各疾患領域について

味覚嗅覚障害

専門外来で診療します。電気味覚検査、濾紙ディスク味覚検査、T&Tオルファクトメトリ嗅覚検査、静脈性嗅覚検査、血液検査、CT・MRI検査等を組み合わせ、正確な病態の把握に努め、患者様ひとりひとりに適した治療を行っていきます。

鼻・副鼻腔疾患

アレルギー性鼻炎、肥厚性鼻炎、鼻中隔彎曲症、副鼻腔炎(蓄膿症)等の治療を行います。アレルギー性鼻炎や肥厚性鼻炎に対しては、保存的加療(内服薬・点鼻薬)にも対応しますが、主に手術治療に力を入れています。レーザーによる下鼻甲介粘膜焼灼術は外来日帰り手術で行えます。より効果の高い粘膜下下鼻甲介手術も日帰り手術が可能です。また鼻中隔彎曲症に対しては全身麻酔下に鼻中隔矯正術、粘膜下下鼻甲介手術を行って鼻腔形態を改善し、長期間の症状の改善が期待できます。

副鼻腔炎に対しては保存的加療が乏しい場合や再発を繰り返す場合には、早期に鼻内内視鏡下鼻副鼻腔手術(FESS)をお勧めしています。マイクロデブリッダーや3Dナビゲーションシステムなど最新の機器を導入し、鼻の中に詰める止血材料も工夫することで、以前の副鼻腔炎手術のような痛みや腫れも少なく、1週間弱の入院で治療可能となっています。

歯が原因の歯性上顎洞炎についても、歯科口腔外科と連携し適切な治療を行っています。

口腔・咽頭疾患

慢性扁桃炎や扁桃肥大に対する扁桃摘出術を積極的に行っています。

睡眠時無呼吸症候群については専門外来を開設しており、無呼吸の診断や内科的治療を行う呼吸器科と連携して治療にあたっています。状況に応じて扁桃摘出術、鼻腔形態を改善する手術治療を行うことで呼吸の通り道を確保し、いびきや無呼吸の改善をはかります。

嚥下疾患

飲み込みが悪い、すぐむせてしまう、肺炎になりやすいといった患者様を対象に専門外来を開設しています。嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査などで病態の正確な把握に努め、リハビリ、嚥下指導を行っています。また保存的加療に乏しい場合、嚥下改善手術(誤嚥防止術)を行うことがあります。

音声咽頭疾患

声の変化・異常など発声障害の診断と治療に力を入れています。非常に微細な病変も描出できるハイビジョンによる喉頭ファイバー、ストロボスコピー、NBIを使用し咽頭・喉頭の疾患を念入りに診察します。声帯萎縮や反回神経麻痺による嗄声の場合、積極的に声帯コラーゲン注入術を外来日帰り手術で行っています。また喉頭腫瘍等が疑われる場合も外来での喉頭生検術、及び全身麻酔下喉頭微細手術を積極的に行い、早期発見、早期治療につなげています。

頭頸部疾患

耳下腺腫瘍、顎下腺腫瘍、甲状腺腫瘍、頸部リンパ節腫脹等の「頭頸部のできもの」に対しては手術を行い、病理組織学的診断をつけます。できるかぎり侵襲の少ない方法で行い、入院期間は1週間程度です。

「頭頸部が腫れて痛む」扁桃周囲腫瘍、頸部腫瘍等の重傷感染症に対しても積極的に切開排膿術を行い、早期の改善を目指します。

顎下腺唾石症に対しては、可能な限り口の中からアプローチし体表に傷を付けない方法を選択しています。

小児疾患

アデノイド増殖症、扁桃肥大や滲出性中耳炎など手術が必要なお子さんを主に治療しています。当院には小児専用の病棟があり、小児科医のサポートもありますので安心して入院治療ができます。

耳疾患・めまい・顔面神経疾患

難聴、中耳炎、めまい、耳鳴りの患者様に対して、耳科学・神経耳科学領域の診療をしています。細かく耳を観察できる手術用顕微鏡、詳細な眼振観察と記録が可能な赤外線CCDカメラを用いて診察を行います。診断の難しい症例に対しては、生理検査部との連携により、電気眼振検査(ENG)や重心動揺検査を行い、さらに必要に応じて聴性誘発反応(ABR)、前提誘発筋電位(VEMP)装置、核磁気共鳴画像(MRI)装置により精密検査を行います。

耳が原因となる末梢性めまい以外にも、中枢神経系が原因のめまい、血圧障害によるめまい、頸椎の異常によるめまいなどがあるため、それらの可能性も含めて精査、診断し、場合によっては他科との連携により適切な治療を行っていきます。

急激に発症する難聴である突発性難聴に対しては、入院の上、ステロイド点滴治療により高い効果をあげています。また、病態にあわせてプロスタグランディンやデフィブラーゼといった循環改善薬を投与します。

顔が動かなくなる顔面神経麻痺に対しては、病状の重さに応じて、外来もしくは入院でステロイド、抗ウイルス薬等の投与を行います。誘発筋電図検査(ENoG)である程度の予後判定が可能です。

補聴器について

補聴器外来を行っています。最近の補聴器の進歩はめざましく、うるさいハウリングを押さえ、雑音を抑制できるようになっています。補聴器適合検査を行っております。

専門外来について

月曜日午後に嚥下外来、中耳炎外来、火曜日午後に味覚嗅覚外来、音声喉頭外来、水曜日午後にめまい外来、木曜日午後に補聴器外来、いびき無呼吸外来をそれぞれ行っています。直接予約可能なものと、先に午前中の通常外来の受診が必要なものとがあります。詳細はお問い合わせください。

関連リンク

主な医療設備

(外来)耳鼻咽喉科診療ユニット 2 台、顕微鏡3台、鼓膜写真撮影装置、聴力検査装置 ( 純音・語音、自記オージオ、幼児聴力検査、方向感検査 ) 、インピーダンスオージオメーター(ティンパノメトリー、耳小骨筋反射 など)、補聴器適合検査装置、 ABR(聴性脳幹反応検査)・VEMP(前庭誘発筋電位)、 電気眼振検査装置、重心動揺計、眼振観察赤外線CCDカメラ、 T & T 基準嗅覚検査装置、電気味覚計、基準味覚検査、電子スコープ、NBI、ストロボスコープ、音響分析装置、高周波コアギュレーター、C02レーザー装置、鼻咽喉ファイバースコープ ( 手術室 ) 、喉頭微細手術器械、鼻・副鼻腔内視鏡手術用器械、食道鏡、その他耳鼻科一般手術器械



耳鼻咽喉科

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最終更新日:2018年4月5日