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各診療科・部門紹介

炎症性腸疾患の手術

潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎の場合、治療の第一選択は内科的治療です。この分野での薬物療法の発達は目覚ましく、薬でコントロールできる場合が以前より増えています。ただし、内科的治療でコントロールできない場合や、急に病状が悪化した場合、異型細胞や癌など悪性化の所見を認めた場合には、手術が必要となります。
手術の方法としては、大腸全摘術が基本となりますが、その際に肛門と残った小腸とを吻合する方法が2通りあります。一つは回腸嚢肛門吻合といって、大腸の粘膜を全て切除して経肛門的に手縫い吻合を行う方法です。こちらは悪性の病変を認めた場合に行っています。
もう一つは回腸嚢肛門管吻合といって、一部大腸の粘膜が残ることになりますが、術後の肛門機能が良いとされています。悪性の病変を認めない場合にはこちらの術式を選択しています。
いずれの術式も可能な限り腹腔鏡下手術で行っています。腸管穿孔などで一刻を争うような場合には開腹手術で行うこともありますし、そのような場合には安全性を考慮して3回の手術で根治を目指すような3期手術を行うこともあります。

クローン病

クローン病も治療の第一選択は内科的治療です。ただし、腸管狭窄や瘻孔形成により食事が摂取できない場合や、腹痛を来すような場合には手術の適応となります。クローン病の手術ではなるべく腸管切除の範囲を小さくすることが基本となります。狭窄形成術といって、腸管を切除せずに狭窄を解除する方法も適宜用います。
これらの治療も可能な限り腹腔鏡下手術でおこなっています。

最終更新日:2018年2月28日