診療科のご案内

最新マルチスライスCTの紹介

 広尾病院では、平成27年度末に2台の320列マルチスライスCTを導入しました。
本装置は1回転で160mm範囲を撮影可能な次世代CT装置です。心臓を1回転(0.275秒)で撮影することが可能であり、X線被ばく軽減(従来の約5分の1)や、造影剤使用量を減らし、より安全な検査を提供します。また撮影中に不整脈が発生した場合は、自動的に不整脈を検知してX線照射を止め次の正常な心拍にて撮影するという安全機構を搭載しており検査精度が向上しています。
最新マルチスライスCT

CT検査のご予約について

広尾病院では医療連携により他院からの紹介でCT検査を行うことができます。ご予約に関しては以下の連絡先にお問い合わせください。

広尾病院放射線科  03(3444)1181 内線(2630)

検査費用について
 一般的な患者様3割負担の場合
 ・ヨード造影剤なし:約5,000円
 ・ヨード造影剤使用:約9,000円
 ※おおよその金額です。実際の費用とは異なります。

CT検査注意事項

前処置について
 腹部のCT検査を行う場合に、多くの場合は前処置を行います。
 下腹部の検査の場合は予めお渡しした消化管造影剤を検査の2時間前に飲んでいただきます。上腹部の場合は検査 直前に飲んでいただきます。これは、腸の中に造影剤を入れて、腫瘍やリンパ節などとの区別を容易にするためです。
 検査前に絶食をお願いしているのは、前処置が行いやすいようにということもありますが、胃や胆嚢の病変は食事の影響を受けやすく、食事によって病変が隠れてしまうこともあるからです。
 広尾病院では具体的に以下の前処置を行っています。

○腹部CTの方、およびそれ以外でヨード造影剤の注射をする方
検査4時間以内のお食事はしないでください。
水、お茶に限り水分はとっても構いません。
○骨盤CTの方
検査2時間前に消化管造影剤を飲んできてください。
(消化管造影剤は前もって放射線科受付でお渡しします)
○腹部CT以外で、ヨード造影剤の注射をしない方
特に制限はありません。

ヨード造影剤について
 CT検査では、病気の種類や部位によりヨード造影剤の静脈注射を必要とする場合があります。ヨード造影剤は検査のための薬剤で、より詳しい画像情報を得るために投与されます。ヨード造影剤は基本的には安全な薬剤ですが、次のような副作用が生じることが知られています。

  1. 軽い副作用:かゆみ、発疹、発赤、吐き気
    これらの副作用は、1%前後の頻度で起こりますが通常は特に治療を必要とせず、検査当日にほぼ治ります。
  2. 重篤な副作用:息苦しさ、血圧低下、意識消失、腎不全
    発生する頻度は0.02%と僅かですが、治療が必要で、さらに有害となる可能性もあります。当院では救命救急センターの応援のもと、速やかな対応が可能な体制で検査を行っています。他の多くの薬剤と同様にごく稀に(0.001%)死亡例の報告もありますが、当院では今までにそのような事例はありません。
  3. 遅発性副作用:頭痛、吐き気、かゆみ、発疹
    0.1%前後の頻度で、検査後1時間から数日で発生することがあります。その際には当院放射線外来、救急外来にて対応いたします。

コンピューター処理による2D画像

副鼻腔MPR(多断面再構成)
腹部MPR(多断面再構成)

コンピューター処理による3D画像

脳血管
胸部〜腹部血管
冠動脈
骨盤〜下肢血管
骨

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