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病院案内

医療の質(クオリティ・インディケーター)

クオリティ・インディケーター(QI)とは、医療の質を評価する目安となる指標です。他施設との比較については、提供する医療機能・役割は施設ごとに異なるため、単純比較はできませんが、当院では、これらの客観的指標を設定・公表し、改善に向けた取組を継続的に行うことで、医療の質の向上に努めてまいります。

神経内科

臨床指標grade区分平成28年度平成29年度計算式等説明
mRS (modifide Rankin Scale)からの介助なし歩行可能退院の患者数割合 0 入院時 1 (1.7%) 3 (4.9%) mRS grade0から3/全脳血管障害患者数 【平成28年度】退院時は約72%の患者さんが自力歩行可能で退院された。【平成29年度】退院時は約74%の患者さんが自力歩行可能で退院された。
退院時 6 (10.5%) 9 (14.8%)
1 入院時 10 (16.9%) 13 (21.3%)
退院時 17 (29.8%) 24 (39.3%)
2 入院時 9 (15.3%) 11 (18.0%)
退院時 9 (15.8%) 5 (8.2%)
3 入院時 9 (15.3%) 9 (14.8%)
退院時 9 (15.8%) 7 (11.5%)
0~3 入院時 29(49.2%) 36(59.0%)
退院時 41(71.9%) 45(73.8%)
4 入院時 18 (30.5%) 13 (21.3%)
退院時 9 (15.8%) 12 (19.7%)
死亡退院 1 12
5 入院時 12 (20.3%) 12 (19.7%)
退院時 7 (12.3%) 4 (6.5%)
死亡退院 1
合計 入院時 59 61
退院時 57 61
死亡退院 2

呼吸器科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
誤嚥性肺炎で入院した患者の自宅退院率 46.7% 61.9% 誤嚥性肺炎で入院した患者の自宅退院率=自宅退院患者数/(誤嚥性肺炎入院患者数-死亡数) 誤嚥性肺炎は肺炎の治療が成功しても、嚥下機能が改善せず経口摂取ができなくなったり、全身の廃用が進んで自宅への退院が困難で、慢性期病院に転院や施設に入所することも多いのが実際です。当科では、入院当初から嚥下評価を行い個別に適した形状の経口摂取を開始し、全身の理学療法も併せて行うことによって、自宅退院の向上に努めております。

循環器科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
PCI を施行した急性冠症候群患者の入院死亡率 1.9% 5.9% 退院時転帰が「死亡」の患者数/救急車(病院救急車含む)で搬送され、医療資源を最も投入した傷病名が「不安定狭心症」、「急性心筋梗塞」、「再発性心筋梗塞」、「その他の急性虚血性心疾患」のいずれかで、PCI(経皮的冠動脈インターベンション-「経皮的冠動脈形成術」「経皮的冠動脈粥腫切除術」「アテレクトミー」「経皮的冠動脈ステント術」)を入院当日あるいは翌日に施行した退院患者数 PCI(経皮的冠動脈インターベンション)とは、心臓の冠動脈の狭窄あるいは閉塞部位を、カテーテルを使って拡張して治療する手技のことを言います。PCI をはじめとする近年の心筋梗塞治療手技の進歩により、急性心筋梗塞の救命率は大幅に改善されてきています。患者の重症度にもよりますが、東京都のCCUの平均は毎年5~6%程度とされています。
頻脈性不整脈入院患者中のカテーテルアブレーション施行割合 80.5% 96.9% カテーテルアブレーションを施行した件数/頻脈性不整脈(心房細動、心室頻拍、発作性上室性頻拍)の入院患者数 頻脈性不整脈は従来薬物による対症療法が主体でしたが、近年カテーテルアブレーションの発展に伴い、根治できるものも増えてきました。頻脈性不整脈で入院した患者さんのうちアブレーションを受けている割合は、当科の特色・技術力を反映するとともに治療困難な不整脈に対するアブレーションにも取り組んでいる指標となると考えています。
特殊カテーテルを用いたかPCI施行割合 29% 34.4% 「アテローム切除アブレーション式血管形成用カテーテル」「アテローム切除型血管形成用カテーテル」又は「レーザー式血管形成用カテーテル」のいずれかを用いたPCI症例数/年間PCI施行件数 特殊カテーテルとは、アテレクトミーすなわち、石灰やプラークなどを切削するカテーテルのことです。一般的に、ロータブレータ、DCA、エキシマレーザーといった種類があり、通常の治療が困難な複雑病変に使用します。特殊カテーテル使用割合は、病変複雑性・治療困難性を反映し、ステントを用いない治療にもつながるものと考えています。

神経科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
向精神薬多剤投与率 6.9% 6.5% 抗うつ剤3種類以上又は抗精神病薬3種類以上の投与を受けている患者数/抗うつ剤又は抗精神病薬の投与を受けている患者数 臨床試験や研究報告の結果から、投与される抗うつ剤あるいは抗精神病薬の種類は1ないし2種類であることが矢も負えない場合を除き一般的に推奨されている。

小児科

臨床指標grade平成28年度平成29年度計算式説明
食物経口負荷試験有害事象発生率 0 53 グレード別(1~5)誘発症状/年間経口負荷試験症例数 小児食物アレルギーに対して、当院では少量導入療法を中心に外来フォローを行っています。その過程で経口不負荷試験を行い、アナフィラキシーのような重篤な反応がおこらず、軽度の皮膚症状程度であれば、治療が適切にすすめられていると考えられます。このような指標をもとに、お子様の安全な食生活・食育の育みに取り組んでいます。
1 16
2 5
ショック 1
総計 75

外科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
虫垂炎における腹腔鏡手術率 95% 97% 腹腔鏡下虫垂切除術/(腹腔鏡下虫垂切除術+開腹虫垂切除術) 標準的な低侵襲外科治療の指標となります。
大腸癌手術における腹腔鏡手術率 86% 86% 腹腔鏡下大腸切除術/(腹腔鏡下大腸切除術+開腹大腸切除術) 高難度の手術における低侵襲治療の指標となります。

整形外科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
開放骨折を含む外傷性疾患の緊急手術の数 206件 178件 実数 当院では、3次救急をはじめ救急医療に力を入れており、昼夜を問わず緊急手術が可能な体制を維持しています。緊急手術に対応できる病院は都内でも限られています。
高齢者大腿骨近位部骨折の受傷から手術までの期間(日) 1.5日 受傷から手術までの日数の平均値 高齢者の大腿骨近位部骨折は、ねたきりの原因となりやすく、早期に手術およびリハビリテーションを行い、移動能力を維持することが推奨されています。当院では、この骨折に対して原則受傷後2日以内での手術治療を行い、早期のリハビリテーションを可能にしています。

リハビリテーション科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
ADL改善度
Barthel Index(100点満点)による
20点 20.5点 ADL改善度=退院時点数-入院時点数(全リハ実施患者の平均) Barthel Indexは、日常生活動作における障害者や高齢者の機能的評価を数値化したものです。退院時と入院時の差を評価することで、リハビリの効果を客観的に評価します。
大腿骨頚部骨折の術後3日以内のリハビリ開始率 87.2% 81.5% 術後3日以内の開始数/頚部骨折全手術症例 リハビリテーションは可能な限り早期からの取り組みが効果的であると言われています。
患者さんの早期回復、早期社会復帰を目指し、より早期にリハビリテーションを開始するための指標です。
脳卒中発症後3日以内のリハビリ開始率 68.3% 70.7% 発症後3日以内の開始数/脳卒中全例 リハビリテーションは可能な限り早期からの取り組みが効果的であると言われています。
患者さんの早期回復、早期社会復帰を目指し、より早期にリハビリテーションを開始するための指標です。

産婦人科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
帝王切開率 13.5% 11.7% 帝王切開率=全帝王切開分娩数/全分娩数 取り扱った分娩患者のうち、帝王切開による分娩となった患者の比率で、一般的に分娩を取り扱っている病院では平均20%程度とされる。自然分娩を目標としている広尾病院では取り組みの指標となる。
緊急帝王切開率 5.9% 3.2% 緊急帝王切開率=緊急帝王切開分娩数/(全分娩数ー予定帝王切開分娩数) 既往帝王切開妊娠、既往子宮術後妊娠、骨盤位、前置胎盤等は一般的に初めから帝王切開による分娩方式を選択する。それらを除外した分娩数は経腟分娩としての実際に経過観察した患者数であり、経過途中で何らかのトラブルにより緊急的に帝王切開となった比率は真の帝王切開率と言える。

歯科口腔外科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
周術期口腔ケア依頼率 50% 40% 周術期口腔ケア依頼率=周術期口腔ケア依頼件数/口腔ケア依頼件数 周術期口腔ケアとは手術前後で口腔ケアを行うことによって、誤嚥性肺炎や創部感染の予防が出来、早期の退院、医療費の削減が出来ることが証明されています。

内視鏡科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
当日実施大腸内視鏡検査件数 131件 157件 当内視鏡センターが独自に実施している検査体制であり周辺医療機関でも例がなく、病院としての取り組み次第で今後さらに件数増加を期待しうると考える。
当日実施大腸内視鏡検査での盲腸到達率 99% 99% 盲腸まで到達し観察しえた症例/当日実施大腸内視鏡検査件数 スクリーニング大腸内視鏡におけるQuality Indicatorの一つとして世界的に認知されており、95%以上が目安とされる。(Rex DK, et al. Am J Gastroenterol 110:72-90,2015)
当日実施大腸内視鏡検査での腺腫検出率 38% 41% 少くとも一つ腺腫指摘した症例/当日実施大腸内視鏡検査での盲腸到達率 スクリーニング大腸内視鏡におけるQuality Indicatorの一つとして世界的に認知されており、男性30%以上、女性20%以上が目安とされる。(Rex DK, et al. Am J Gastroenterol 110:72-90,2015)

輸血・検査・病理科

臨床指標区分平成28年度平成29年度計算式説明
院内実施検査項目に対する緊急対応可能項目数
(検体・生理検査)
85項目(59.9%) 87項目(60.4%) 検査結果報告時間(TAT)が検体検査で60分以内、生理検査で当日報告可能な検査項目数/院内実施項目数 救急患者さんや入院中の患者さんの急変などに対応し、院内で緊急に行える検査がどのくらいあるかを表しています。
外来採血受付から結果報告までの所要時間:TAT(院内実施項目) 37.1分 38.2分 採血室で受け付けてから院内実施の緊急対応検査項目の結果が出るまでの平均時間 採血待ち時間を含めた、緊急検査結果がどのくらいで出るかを示し、迅速な検査体制を表しています。
臨床検査に係る外部精度管理調査の結果 99.2点 99.7点 日本医師会臨床検査精度管理調査評価項目修正点 基本的な院内実施項目について、日本全国での測定値とのばらつきを示します。
輸血適正使用 症例検討数 167件 113件 毎月実施の適正使用推進小委員会活動での実績 安全で効果の高い輸血療法推進の取り組みを示します。
病棟ラウンド回数 12回/年 12回/年
FFP/RCC比指数 0.31 0.35 FFP使用量/RCC使用量比 輸血管理料Ⅰ取得条件を基準としています。
FFP/RCC比 < 0.5
ALB/RCC比 < 2.0
ALB/RCC比指数 1.39 2.04 ALB使用量/RCC使用量比

薬剤科

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
抗菌薬のTDM実施率 71.5% 86.6% TDM実施患者数/TDMを実施すべき抗菌薬が投与されている患者数 抗菌薬の中には、投与後の薬物血中濃度の加減により、少ない副作用で最大の効果を引き出すことができるタイプのものがあります。これらの抗菌薬の血中濃度をモニターして最適な抗菌薬の投与計画を作成し医師に提案することを薬剤師が行っています。
薬学的な検討(知識)に基づいて行われた疑義照会・処方提案の割合(処方箋1000枚に対する件数) 18.3件 17.3件 (疑義照会・処方提案数/処方せん枚数)×1,000 処方調剤、注射調剤時に処方チェックを薬剤師が行い、薬学的に検討をした結果、患者状態に合わせた医薬品の選択、投与量、投与方法等について、より適正な薬物療法を医師に推奨しています。
予定入院患者における薬剤師による持参薬確認割合(持参薬チェック患者数/予定入院患者数) 49.1% 54.7% 入院時持参薬を薬剤師がチェックした割合/予定入院患者 薬の専門家である薬剤師が入院時に患者と面談しながら持参薬を調査することにより、入院前の薬物療法の正確な情報が診療に活かされ、外来から入院への安全な医療の継続性が保たれます。

臨床工学室

臨床指標平成28年度平成29年度計算式説明
緊急臨床の対応率 100% 100% 対応率=緊急登院数/緊急登院依頼数 緊急の開心術及び緊急血液浄化の依頼に対して100%対応することで、緊急受け入れの支障にならないように体制を整えている。
ME機器の点検実数 4,284件 4,228件 管理ME機器の点検実数 院内にあるME機器を使用前・使用中・使用後に数多く点検することで、機器の精度を維持し機器使用による安全の確保を目的としています。

看護部

臨床指標区分平成28年度平成29年度計算式説明
訪問看護ステーションと連携した看護師同行訪問実施回数 3回 9回 当該年度に当院看護師が訪問看護ステーション看護師とともに同行訪問を実施した回数 在宅医療が必要な退院予定患者さんに対して、地域の訪問看護ステーションの看護師とともに同行訪問を積極的に実施していきます。訪問看護師と連携することで、患者さんとご家族が安心して在宅医療に移行できるように支援します。
連携施設への出張学習会実施数 3回 3回 当該年度に当院看護師が講師となって、連携施設での学習会等を実施した回数 当院認定看護師(8領域10名)を中心に、連携施設のご希望に合わせて出張学習会にお伺いし、地域全体のケアの質向上を支援します。
災害医療研修開催数・地域からの参加人数 開催回数 2回 8回 当該年度の災害医療に関する研修の開催回数 広尾病院は東京都内に二つある基幹災害拠点病院の一つです。首都直下型地震を想定した各区の図上訓練や防災訓練の企画、マニュアル見直しなど、都内全域の減災対策を積極的に支援しています。
参加人数 131名 369名 連携施設職員及び地域住民等、院外からの参加人数合計

最終更新日:2019年2月21日