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都立病院だより 第34号

平成25年3月発行

ツイッターのご紹介

病院経営本部ツイッター
病院経営本部ツイッター

平成24年12月19日、病院経営本部のツイッター(@toritsubyouin)を開設しました。公開講座や院内コンサート等のイベント情報、病院見学会やインターンシップ等の採用 情報、症例検討会の開催等医療関係者向けのお知らせなど情報発信しています。病院経営本部ホームページのトップページからもアクセスできます。ぜひご覧ください。


小児総合医療センターが、小児がん拠点病院に指定されました

キッズルームでボランティアと一緒に遊ぶ子供たちの様子
キッズルームでボランティアと一緒に遊ぶ子供たちの様子

小児総合医療センターは、平成25年2月8日、小児がん拠点病院として厚生労働大臣に指定されました。「小児がん拠点病院」は、「がん対策推進基本計画」(平成24年6月閣議決定)を受け、全国15か所に整備されたものです。これまでも、小児総合医療センターは、重症合併症を持つがん患者、難治性(再発)腫瘍患者など小児がんに対応できる、地域の拠点病院としての機能を果たしてきました。小児の各専門診療科がそろっているほか、緩和ケアサポートチームや疾患を持つ子供と家族の心の問題に精神科医が対応する「リエゾンチーム」など、総合的な医療を行っています。また、患者家族支援として心理的サポートを行うとともに、キッズルームや、遠方から入院する患者の家族のための宿泊施設なども整備しています。これからも、小児がんの診療について、地域ブロックの牽引役を担うとともに、質の高い医療を提供していきます。


改善提案2013~医療現場での取組~
テーマ別改善運動発表会を開催しました

都立病院、公益財団法人東京都保健医療公社の各病院・施設、福祉保健局の医療施設では、患者サービスの向上や経営の効率化を目指して、職員自らが身近で具体的な業務改善に取り組む「テーマ別改善運動(QCサークル活動)」を、毎年度実施しています。今年度は18施設が参加し、テーマ別改善運動発表会を平成25年1月31日に実施しました。受賞提案のうち、サービス向上部門での優秀事例を紹介します。

自宅で作れる、ヘルシー・美味しい病院食
~墨東厨房から、匠の技で健康維持~【墨東病院】

健康ごはん

病院で提供している人気メニューをレシピ本にしました。病院調理師と管理栄養士の考えたレシピには、低カロリーなのにボリューム満点、おいしいのに塩分控えめなど、ヘルシーなコツが満載です。

レシピはホームページで公開しています。
http://bokutoh-hp.metro.tokyo.jp/introduce/part/tech/nutritive/


低出生体重児の頭部MRI検査用補助具の作成【 大塚病院】

頭部MRI

乳幼児がMRI検査を受けるときに、ぐっすり眠ったままスムーズに検査を終えられるよう、防音効果が高く、リラックスできる補助具を作成しました。


分かりやすいオリエンテーションをめざして【駒込病院】

タブレット端末を使った説明の様子
タブレット端末を使った説明の様子

患者さんに安心して、放射線治療を受けていただくため、どんな装置で、どのように治療するのかを映像で見ていただけるよう、ビデオを作成しました。患者さんからは、治療をイメージしやすいと好評です。


車椅子でお出掛けしにょう【神経病院】

「おでかけバッグ」。目立たないところに装着できます。
「おでかけバッグ」。目立たないところに装着できます。

膀胱留置カテーテルを使用中の患者さんのために、透明の蓄尿バッグをすっぽり隠せる「おでかけバッグ」を考案しました。これで気軽に外出していただけるようになりました。


代表サークルの活動内容をまとめた報告書は、病院経営本部ホームページに掲載しています。職員手作りの成果物や工夫が満載ですので、ぜひご覧ください。
(URL http://www .byouin.metro.tokyo.jp/jigyou/qc/index.html)


駒込病院医師が『東京スピリット賞』を受賞しました

平成23年10月、米国ハーバード大学付属病院マサチューセッツ総合病院での特別講演
平成23年10月、米国ハーバード大学付属病院マサチューセッツ総合病院での特別講演

東京スピリット賞は、功績をあげた事業や他の模範となる行為について、知事の指名により決定されます。このたび、第17回東京スピリット賞として、駒込病院内科神澤輝実医師が、「自己免疫性膵炎とlgG4関連疾患に関する研究と診療」で受賞し、平成25年2月20日に表彰式が行われました。膵臓癌と誤診される自己免疫性膵炎を鑑別する方法を開発したもので、誤診による不要な開腹手術の回避と投薬治療を実現し、患者負担を大幅に軽減することができます。これまで、原因不明とされていた他臓器の疾患においても、「lgG4」という免疫グロブリンが増加していることを発見し、これらの疾患を「lgG4関連硬化性疾患」という概念としてまとめ、世界で初めて提唱し、新たな医療分野の発展に貢献した点が認められました。


都立病院栄養科

おいしい野菜を食卓に!

春になると、なばな(菜花)、せり、春キャベツなどの明るい色彩の野菜が、春の訪れを感じさせてくれます。また、春の野菜には、春ならではの味わいがあります。ところで、成人の野菜摂取の目標量を、ご存知でしょうか。1日350g以上、そのうち緑黄色野菜【なばな(菜花)、せり、小松菜、ほうれん草など】は120g以上です。平成23年国民健康・栄養調査によると、成人1人1日あたりの野菜類の摂取量の平均値は277.4gで、目標の80%という状況でした。カリウム、食物繊維、抗酸化ビタミンなどの摂取は、循環器疾患やがんの予防に効果的に働くと考えられています。これらの栄養素を摂取することができる野菜類を、おいしく召し上がって、健康を保ちましょう。右のレシピのポイントはごま油を使っているところです。緑黄色野菜に含まれているβ-カロテン(ビタミンA)は脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。

なばな(菜花)の変わりからし和え
なばな(菜花)の変わりからし和え

(一人分)
なばな(菜花) 80g、ごま油 小さじ1/3杯、しょうゆ 小さじ1/2杯、練りからし 少々、削り節 少々
(栄養量)
エネルギー 37kcal、 たんぱく質 3.7g、 食塩 0.4g、ビタミンA 144μg(レチノ―ル当量)


  1. なばな(菜花)をゆでて、水で冷まし、水気をしぼってから、3cmの長さに切ります。分量のごま油、しょうゆ、練りからしを混ぜて、和えます。
  2. 器に盛り付けて、削り節を飾ります。

※なばな(菜花)の代わりに、小松菜やほうれん草でも、おいしくでき上がります。


2020年オリンピック・パラリンピック招致等スポーツイベントでの取組

広尾病院、墨東病院、多摩総合医療センターは、オリンピック病院※に選定されています。また、スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会・第13回全国障害者スポーツ大会)の冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会(平成25年1月26日~2月1日開催)において、選手等傷病者が出た場合の応急処置などに対応する医療スタッフ(都立8病院から医師29名、看護師38名、22チームの救護班)を派遣しました。都立病院は、こうした活動を通じて、オリンピック・パラリンピック招致活動やスポーツ祭東京2013を支える取組に参加しています。
※立候補ファイルにおいて、『外科・救急医療をはじめ、あらゆる分野の診療科を備え、最新の医療設備と優秀な人材スタッフを擁し、いかなる傷病に対しても適切な治療を行うことができる』として、全10病院が選定されています。

スポーツ祭東京2013