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都立病院だより 第30号

平成24年3月発行

「改善提案2012~医療現場での取組~」

診察室でのリハーサルの様子
診察室でのリハーサルの様子

3月10日(土)、都立松沢病院で電子カルテ導入に向けたリハーサルを実施しました。これにより、平成1 5年に導入した府中病院(現 多摩総合医療センター)をはじめ、都立8病院全てに電子カルテが導入されることになります。

平成23年度テーマ別改善運動発表会を開催しました

都立病院、(財)東京都保健医療公社の各病院及び施設並びに東京都福祉保健局の医療施設では、患者サービスの向上や経営の効率化を目指して、職員自らが身近で具体的な業務改善に取り組む「テーマ別改善運動(QCサークル活動)」を実施しています。
この取組は平成2年から開始し、今年度で22回目を迎えました。

多摩総合医療センターチーム
テーマ「肺塞栓症予防に向けた支援システム構築」で最優秀賞を受賞した多摩総合医療センターチーム

今年度は、各病院、施設において200サークルがQCサークル活動に取り組みました。1月25日(水)には、各病院、施設から選ばれた代表サークルによる発表会を、都庁第一本庁舎5階大会議場で行いました。各病院、施設がプレゼンテーションに工夫を凝らし、食事提供方法の新たな試みや、手術準備の効率化、患者さんの入院生活をより快適にする取組みなどを発表しました。代表サークルの活動内容をまとめた報告書は、病院経営本部ホームページに掲載しています。是非、ご覧ください。(URL http://www.byouin.metro.tokyo.jp/jigyou/qc/23houkoku.html)

都立病院等では、引き続き業務改善に取り組み、サービスの向上や経営改善に努めていきます。


駒込病院が新たな放射線診療機器を導入

サイバーナイフ
サイバーナイフ

このたび、平成23年度内の稼動を予定していた「最新型リニアック」「サイバーナイフ」「PET/CT」が本館地下3階に設置されました。一部の機器はすでに1月から稼動を開始しており、まもなく全ての機器が稼動を開始する予定です。
駒込病院は「都道府県がん診療連携拠点病院」として、今後も高度で専門的な医療を提供していきます。

サイバーナイフとは、主に頭部や頚部(くび)のがん治療に用いる機器です。がん細胞周辺の正常組織への影響を軽減し、標的部位に線量を集中することができます。

都立病院が行う先進医療を紹介します

先進医療とは、保険診療の対象に至らない先進的な医療技術について、安全性、有効性等を確保するために厚生労働大臣が一定の基準を設定し、保険診療との併用を 認めたものです。一般的な保険医療を受けるなかで、患者さんが希望し、医師がその必要性と合理性を認めた場合に行われます。

先進医療の費用は全額自己負担となりますが、先進医療に係る費用以外の、通常の治療部分(診察、検査、投薬、入院料等)は健康保険の給付対象となります。

都立病院では下記の先進医療を実施しています(平成24年4月時点)。詳細については、実施する病院にお尋ねください。

(1)光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助

  実施病院:松沢病院精神科

  料金:1回 1万2,500円

(2)神経症状を呈する脳放射線壊死に対する核医学診断及びベバシズマブ静脈内投与療法

  実施病院:駒込病院脳神経外科

  料金:投与回数、体重により料金が異なる。

松沢病院本館診療棟がまもなく開棟します

松沢病院整備イメージ
松沢病院整備イメージ

都立松沢病院では、都における精神科医療の中心的役割を果たすため、再編整備事業を進めており、平成24年1月には、新しく本館診療棟がしゅん工しました。

今年5月の本館診療棟での診療開始に向け、現在、医療器械や備品の搬入を行うなど、着々と準備を進めています。

本紙次号では、新しくなった松沢病院を詳しくご紹介します。