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都立病院だより 第24号

平成22年12月発行

都立神経病院 開設30周年記念都民セミナー での様子

会場風景
会場風景
院長と各講演者
院長と各講演者
パネル展示
パネル展示
コミュニケーション機器展示
コミュニケーション機器展示

去る10 月23 日(土)に、東京都庁都民ホールにおいて、都立神経病院開設30 周年記念都民セミナー「神経難病からのヒント 介護に役立つコミュニケー ションの工夫」が開催されました。
当日は、早稲田大学人間科学学術院健康福祉科学科 畠山卓朗教授、神経病院リハビリテーション科 本間武蔵主任技術員、神経病院脳神経内科 長尾雅裕医長の、それぞれの専門の立場からの講演のほか、コミュニケーション機器の展示などが行われ、来場された約250 名の皆様は、熱心にセミナーに耳を傾けていらっしゃいました。
なお、このセミナーの概要については、後日、神経病院ホームページに掲載する予定です。(http://www.byouin.metro.tokyo.jp/tmnh/index.html)


都立病院の災害医療の取組

~ 防災訓練への参加 ~

文京区合同総合防災訓練01
 
文京区合同総合防災訓練02
 
文京区合同総合防災訓練03
 

病院経営本部は、平成22年8月29日(日)、東京都・文京区合同総合防災訓練に参加しました。

都立病院は、東京都における災害時の医療提供体制の中で災害拠点病院に指定されるなど、重要な役割を担っています。

今回の訓練では、午前7時ごろ東京湾北部を震源とする強い地震が発生し、区部の広範囲で震度6以上を記録、都内各地で多数の負傷者が発生という想定で行われました。
病院経営本部では、大塚病院3名、駒込病院3名、墨東病院9名が医療救護班として、トリアージや医療処置訓練に参加したほか、本部職員16名が患者搬送訓練に参加しました。
当日は、炎天下の下、本番さながらの緊張感のある中で、参加者それぞれが、訓練活動に従事していました。

また、10 月16 日(土)には、新島村で東京都・新島村合同総合防災訓練が行われ、病院経営本部からは、広尾病院4名が医療救護班として、本部職員2名が統括班として、医療救護活動訓練に参加しました。訓練では、新島村や日本赤十字社等多くの関係機関が連携し、トリアージ、医療処置、患者搬送などを行いました。

都立病院では引き続き、災害時に円滑な対応ができるよう研修・訓練を行っていくとともに、関係機関との連携を強化していきます。

(写真はいずれも8月29 日の防災訓練風景)


都立病院トピックス

都立神経病院は、開設30周年を迎えました

都立神経病院 開設30周年
 

都立神経病院は、昭和55 年(1980年)に開設された脳神経系疾患の専門病院で、本年7月に開設30周年を迎えました。
これまで、筋萎縮性側索硬化症、脊髄小脳変性症、筋ジストロフィー症等の神経・筋難病の専門医療、パーキンソン病に対する定位脳刺激術や難治てんかん、脊椎・脊髄疾患に対する専門的外科医療などについて、入院治療を専門に取り組んできました。
また、脳神経系疾患の患者さんは、脳神経系の障害によって外来通院ができなくなることが多く、長期の療養に伴う対策が大切ですが、神経病院では、そういった患者さんを中心に、多摩地域に居住する患者さんへの訪問診療も行ってきました。患者さんと家族の方々が、今住んでいる地域で安心して療養生活が送れるよう、地域の医師会、保健所、訪問看護ステーション、区市町村と協力して地域支援ネットワークの構築にも取り組んでいます。
さらに、原因不明で難治の神経・筋難病の原因究明・治療法などの臨床的研究や人材育成にも力をいれています。
病院経営本部では、都立病院の再編整備の中では、「脳・神経難病医療センター(仮称)」と位置づけ、その医療機能の充実に努めていきます。


超高速インターネット衛星を使った遠隔医療実証実験に参加しました
~小笠原村と都立広尾病院を結ぶ~

遠隔医療実証実験
 

宇宙航空研究開発機構(JAXA)と東京都小笠原村が、11 月30 日、超高速インターネット衛星「きずな」を使用した遠隔医療実証実験を、小笠原村診療所と都立広尾病院を結んで行いました。
都立広尾病院は、島しょ医療を重点医療の1つに掲げ、取り組んでいます。
小笠原村診療所と都立広尾病院間の既存回線は64kbps。これが、「きずな」を使用することで合計24Mbps、放射線画像・内視鏡映像・テレビ会議の3チャンネルの各種データが伝送されました。小笠原村から送信された画像を見た医師からは、「画像が非常に鮮明で、放射線画像のフィルムによる診断や技術指導を行うことが充分に可能である。」などの感想が聞かれました。
島しょ地域と連携協力し、遠隔医療を実施していくうえで、有用なツールとなるこうした衛星通信技術の早期の実用化を期待しています。


都立病院のセカンド・オピニオン外来について

セカンド・オピニオンとは、患者さんが治療選択の判断材料を求めるため、主治医の十分な説明を受けたうえで、検査データなどを持参して、主治医以外の専門医の意見を求めることです。
都立病院では、駒込病院、墨東病院、多摩総合医療センターで、セカンド・オピニオン外来を行っています(対象疾患は、病院により異なります)。
診療科ごとに専用の予約枠を設けた完全予約制で行っており、受診の際には、現在おかかりの病院のカルテの写し、検査結果等が必要となります。
なお、セカンド・オピニオン外来では、検査や治療は実施せず、相談後の転院診療は行っておりませんので、予めご了承ください。

受診方法・料金など、くわしくは、実施病院のホームページをご覧ください

駒込病院 http://www.cick.jp/

墨東病院 http://bokutoh-hp.metro.tokyo.jp/

多摩総合医療センター http://www.fuchu-hp.fuchu.tokyo.jp/