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都立病院だより 第15号

平成20年6月発行

東京ER

東京ER(広尾病院)
東京ER(広尾病院)

「東京ER(総合救急診療科)」は、救命救急センター(注)を有する、広尾病院、墨東病院、府中病院に設置され、地元医療機関との密接な連携により開設以来多くの救急患者の治療を行っています。
今後も「365日24時間の安心」に向け、取り組んでまいります。

(注)集中治療室(ICU)等を備え、脳卒中、重症外傷等の患者などの重篤な救急患者を受け入れます。


特集1 都道府県がん診療連携拠点病院について

平成20年2月8日付けで、都立駒込病院が都道府県がん診療連携拠点病院に指定されました。東京都では都立駒込病院と財団法人癌研究会有明病院の2施設が指定されています。都道府県がん診療連携拠点病院に求められる役割をご紹介します。

がん診療連携拠点病院とは~求められる役割

がん診療連携拠点病院については、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう(「がん医療の均てん化」)、整備が進められているところです。二次保健医療圏(※)ごとに指定される1地域がん診療連携拠点病院」と、都道府県の基幹施設として指定される「都道府県がん診療連携病院」とがあります。
駒込病院は、都道府県がん診療連携拠点病院として、国の定めた「がん対策推進基本計画」や、東京都福祉保健局が策定した「東京都がん対策推進計画」に基づき、その役割を担っていきます。

※包括的な保健医療サービスの提供及び病床整備を図るための地域的単位。東京都では 13圏域を設定している。


〈地域がん診療連携拠点病院及び都道府県がん診療連携拠点病院の担う役割〉

地域がん診療連携拠点病院及び都道府県がん診療連携拠点病院の担う役割
 

※ 病院同士が連携をとる仕組みのことを「病病連携」、病院と診療所が連携して医療を提供する仕組みのことを「病診連携」という。
※2 クリ二カルパスとは、入院前から退院までの検査、処置、看護ケアなどの計画を日系列的に一覧にしたもの。治療の標準化やチーム医療の推進、在院日数の短縮などに寄与する。


特集2 府中病院が自治体立優良病院総務大臣表彰を受賞

表彰状を受け取る青木信彦院長
表彰状を受け取る青木信彦院長

5月29日(木)、千代田区の日本都市センター会館において、平成20年度自治体立優良病院総務大臣表彰式が執り行われ、府中病院を始め、全国の5病院に表彰状が授与されました。
自治体立優良病院総務大臣表彰は、既に全国自治体病院協議会による自治体立優良病院会長表彰を受賞した自治体立の病院で、地域医療の確保に重要な役割を果たしており、かつ、経営の健全性が確保されている病院を表彰するものです。昭和61年度より毎年口実施されており、今年度で23口目となります。府中病院は、昨年度、自治体立優良病院会長表彰を受賞していることに加え、地域の救急医療の中核を担っていること、高度-特殊医療を実施していること、医療連携室設置等により医療連携を推進していることなどが評価されました。


特集3 「東京医師アカデミー」を開講しました

東京医師アカデミー開講式の様子
東京医師アカデミー開講式の様子

東京都病院経営本部では、卒業後3年目以降の若手医師を対象とした、都立病院医師による指導や実際の診療-治療を通じて専門医を養成するシステム、「東京医師アカデミー」を平成20年4月に開講しました。
本アカデミーでは、内科、外科のほか、勤務医不足が顕著とされる産科、小児科、麻酔科、救急科などの診療科についても幅広く研修コースを設定し、様々な分野の専門医を養成します。また、「東京ER」などを活用して初期医療や救急医療などの総合診療能力も兼ね備えた専門医も養成します。この取組を通じて、次代の都立病院を担う若手医師を確保-育成し、都民の皆様が将来にわたって安心して暮らせるよう、高水準で専門性の高い医療を安定的に提供していきます。


【概要版】 第二次都立病院改革実行プログラムを発行しました

第二次都立病院改革実行プログラム
 

東京都病院経営本部では、平成20年度から5年間の事業計画を定めた「第二次都立病院改革実行プログラム」を策定しておりますが、このたびその概要版を発行しました。病院経営本部のホームページ(http://www.byouin.metro.tokyo.jp/)に掲載するとともに、各都立病院や区市町村、保健所等に配置しておりますので是非ご覧ください。