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都立病院だより 第14号

平成20年3月発行

東京発 医療改革

看護体験のようす(墨東病院)
看護体験のようす(墨東病院)

都立病院では、就業意識の向上と都立病院への理解を深めていただくことを目的に、「看護学生のための看護体験」を実施しています。内容は、五日間、先輩看護師と共に患者さんの日常生活援助を行います。
「看護実習と異なり、たくさんの患者さんと接することができる。都立病院という規模の大きい現場を経験することができて勉強になる。」と好評です。
今後も、看護学生の育成に積極的に取り組んでいきます。


特集1:情報のバリアフリー化への取組について

障害のある方が安心して病院を受診してもらえるよう、病院ではさまざまな環境づくりに取り組んでいます。今回、患者さんの利便性の向上にむけ、新たに都立病院で導入した取組をご紹介します。

情報のバリアフリーに向けて

薬袋
 

都立病院では、障害のある方でも安心して受診することができるように、個別の事情に応じたきめ細やかな対応を行っています。
視覚に障害のある患者さんについては、口頭での十分な説明や、薬袋に点字シールを貼るなどして、情報のバリアフリー化に努めてきました。

このたび、視覚に障害のある患者さんからの要望により、平成19年12月から、各都立病院に音声コードの添付と活字文書読上げ装置の設置を実施しました。まずは、薬の説明書に音声コードを添付するサービスを始め、病院から患者さんへのお知らせなどに拡げていくことを検討しています。


音声コードと活字文書読上げ装置って?

音声コードの例
 
活字文書読上げ装置
活字文書読上げ装置
音声コード

文字情報を内包した二次元コードの一種です。これを印刷物に添付することで、視覚に障害のある方にも活字文書の情報を提供することができます。

活字文書読上げ装置

音声コードを装置にあてると、音声で文字情報を読み上げることができます。

導入のメリット

音声コードと活字文書読上げ装置を導入することで以下のメリットがあります。

導入のメリット
 

特集2:ボランティアについて

都立病院では、ボランティアを積極的に受け入れ、病気にお悩みの患者さんの不安の解消や、療養生活の改善に寄与する活動を行っていただいています。
今後とも、安心と納得のいく医療を進める協働者として、ボランティア独自の柔軟な発想を取り入れながら、患者さんに対するきめ細やかなサービスの提供を行っていきます。
活動内容は多岐に渡りますが、その一部をご紹介します。

主なボランティア活動

外来の案内活動
外来の案内活動
 
  • 来院された患者さんに、診療申込書の書き方等のお手伝いや診察室や検査室等への行き先の案内などを行っています。
小児患者さん等とのふれあい活動
小児患者さん等とのふれあい活動
 
  • 入院している小児患者さんの話し相手や学習指導、遊び相手になります。
  • また、保育ルームや乳幼児プレイスペースなどで、入院患者さんの兄弟・姉妹の遊び相手をする活動もあります。
庭園の整備活動
庭園の整備活動
 
  • 患者さんに癒しと安らぎを提供できるよう、庭園の除草や四季の草花を植えるといった手入れを行います。

今回紹介したものの他にも、様々なボランティア活動があります。ボランティアの募集は病院ごとに行っており、募集している活動内容も病院ごとに異なります。興味のある方は、病院にお問合せください。皆様の温かいお気持ちをお待ちしております。


「第二次都立病院改革実行プログラム」を策定しました

東京都では、「365日24時間の安心」と「患者中心の医療」の実現を目指す「東京発医療改革」の核として、「都立病院改革」に取り組んでいます。
このたび、医療環境の変化に的確に対応し、安全安心の医療を求める都民の期待に応えるため、今後5年間の新しい事業計画として、「第二次都立病院改革実行プログラム」を策定しました。
この計画に基づき、優秀な医療人材の育成、医療水準の向上、患者サービスの向上等に一層取り組み、「都立病院改革」をさらに推進してまいります。今後とも引き続き、都民の皆様のご理 解とご協力をよろしくお願いします。
なお、本プログラムの全文については、東京都病院経営本部ホームページに掲載していますので、ぜひご覧ください。(http://www.byouin.metro.tokyo.jp/)