東京医師アカデミー ごあいさつ
「東京医師アカデミー」運営委員長から
「東京医師アカデミー」は、平成20年4月に開講し、本年2期生を迎え現在着実な歩みを続けています。本アカデミーは都立病院、公社病院の総病総数7,200床というスケールメリットを活用した、わが国初の組織的な専門医養成制度であり、東京都の重点施策の一つです。
本アカデミーの専門臨床研修に当たっては、シニアレジデント一人ひとりに合った、言わばオーダーメードのカリキュラムを設定し専門医の取得を目指します。内科系、外科系コースのレジデントと希望者は、ER/救命救急短期研修を行うなど、東京ERなどをフルに活用してプライマリーケアや救急医療などの総合診療能力を備えた社会のニーズに応えた専門医を養成します。教育方針として、従来の日本的専門医教育方式(徒弟制度方式)から脱し、欧米型教育方式、すなわち、何を、何時までに、どの程度できるようになるか行動目標(SBOs)を明確に示し、その成果を自己評価、指導医の評価、さらに指導医に対するレジデントによる満足度評価を行い、レジデント一人ひとりが定められた期間内に真の臨床の専門家になることを目指しております。
そのために、東京都はレジデントの皆様が十分な指導を受けられるように熱意溢れる指導医を揃え指導体制を整備していきます。また、皆様が安心して東京で専門研修を受けられるよう以前に増した処遇改善と宿舎の提供を行います。
現在、全国ほぼ全ての大学の医学部、医科大学から多くのシニアレジデントが集まり、学閥は全くなくお互いに切磋琢磨して、極めて熱心な専門臨床研修が行われています。欧米では医師は何処の大学を出たかより何処でトレーニングを受けたかが最も大切です。どうぞ、全国の若手医師の皆様、首都・東京の本アカデミーで専門医としての腕を磨かれることを心から期待しております。